森暢郎

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森 暢郎(もり のぶお、1947年 - )は、日本の建築家。元・山下設計社長東京都生まれ、兵庫県宝塚市育ち。

略歴[編集]

六甲学院から神戸大学工学部建築学科に進学、1971年に同大学を卒業1973年神戸大学大学院工学研究科修士課程建築学専攻修了1973年株式会社山下寿郎設計事務所(現・山下設計)入社。2018年12月、顧問で退社。1989年富士通川崎技術新棟でインテリジェントアワード優秀賞。1991年野村證券横浜研修センターで建築業協会BCS賞特別賞、神奈川県建築コンクール最優秀賞。1994年鳩ヶ谷市庁舎で埼玉県まちづくり賞。1996年NHK広島放送センターでひろしま街づくりデザイン賞。2003年石川県庁舎で防災システム消防長官賞。2005年、石川県庁舎で空気調和・衛生工学会技術賞(建築設備部門)。2008年、石川県庁舎で公共建築賞・国土交通大臣表彰。その他代表作にシュルンベルジェ研究所庁舎、横浜メディアビジネスセンター、TDKテクニカルセンター、練馬区庁舎、昭島市庁舎、学術総合センター、日本放送協会学園、ジェイシティ東京(神保町再開発)、オランダヒルズ森タワ-、新丸の内センタ-ビル(丸の内オアゾD棟)、バイオ・IT融合研究棟、など多数。主な団体役員歴に日本建築学会理事、日本建築学会副会長、ロングライフビル推進協会監事、日本建築家協会副会長、など。

著書等[編集]

  • 庁舎建築(共著)市ヶ谷出版社 1996年 
  • 建築技術別冊、階段のスペースデザイン(共著)1997年
  • 建築技術、建築家の流儀(2013年1月号から36回掲載)

参考文献[編集]

  • VA建築画報 315号 山下設計2001ー 2005 建築画報社
  • 近代建築162号 山下設計創立80周年 近代建築社