東京キカンボ娘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。切干大根 (会話 | 投稿記録) による 2020年4月2日 (木) 07:33個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Category:イ長調を除去 (HotCat使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

東京キカンボ娘
木の実ナナシングル
A面 東京キカンボ娘
B面 かわいいキューピー
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル キング
作詞・作曲 菊村紀彦
木の実ナナ シングル 年表
東京キカンボ娘
(1962年)
子象の行進
(1962年)
テンプレートを表示

東京キカンボ娘」(とうきょうキカンボむすめ)は、1962年8月10日キングレコードから発売された木の実ナナデビューシングル規格品番:EB-7127。

概要

木の実ナナは、本作により15歳でレコード・デビューした。

作詞[1]作曲をした菊村紀彦によると、八木節の明るさ、カッポレコミック祭り太鼓の強いビートをミックスして創作したのが「キカンボ」であるとのことである。MAMBO・ROCAMBOというように、終りのほうがMBOになる場合が多いので、シャレて、QUICAMBOとしたという[2]イ長調である。

タイトルの意味は、反抗期にある少年少女のキカンボゥ族のキカンボである[2]。キノミキノママ歌えるリズムとメロディーであり、長い間、そういうタイプの人を探していたところ、舞踊家竹部董の推薦でジャズ喫茶から発見したのが木の実であった。声といい、パンチといい、印象がぴったりだったという[2]

なお、本楽曲の作者である菊村は2018年現在JASRAC無信託であり、本楽曲はJASRAC非管理楽曲となっている(JASRAC作品コード:021-5145-6)[3]

B面の「かわいいキューピー」は現代(1962年当時)のハイティーンのリズムであるロックを取り入れた軽快な曲である。木の実の歌の恩師である森岡賢一郎が彼女のために書き下ろした[2]変イ長調である。

収録曲

(※原典においては「作詞」が「作詩」と表記されている。)

  1. 東京キカンボ娘(3分24秒)
  2. かわいいキューピーA PRETTY CUPID )(2分42秒)

演奏者

出典・脚注

  1. ^ 原典においては「作詩」と表記。
  2. ^ a b c d 「東京キカンボ娘」7インチシングル盤 EB-7127 歌詞カード「キカンボ・リズムの誕生」に表記(筆:菊村紀彦)。
  3. ^ JASRAC作品データベース検索サービスより
  4. ^ 「東京キカンボ娘」7インチシングル盤 EB-7127 盤面レーベルより。歌詞カードではキング・オーケストラと記載。
  5. ^ 「東京キカンボ娘」7インチシングル盤 EB-7127 盤面レーベルより。