コミックソング
コミックソング(comic song)とは、滑稽な持ち味の音楽の総称である。
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[編集] 概要
コミックソングとそれ以外の曲との境界線は明確ではない。
ジャンルはクラシック音楽、民謡、演歌、歌謡曲、フォークソング、ロック、テクノ、ラテン、ラップなどありとあらゆるジャンルに及ぶ。テレビやラジオのお笑い番組から生まれた歌、アニメの主題歌、コマーシャルソングなど成り立ちも様々である。
コミックバンドやコミックシンガー、漫才師、落語家などコメディアンが歌うことが多いが、普段はシリアスな曲を書いているミュージシャンがコミックソングを書いたり、ポップス歌手、フォークシンガー、アイドル、俳優がコミックソングを歌うことも少なくない。たとえばコメディアンが歌うシリアスな曲、フォークやロックなどでギャグやパロディーを取り入れた曲、アイドルの歌うコミカルな曲などが、コミックソングに分類される場合もある。またミュージシャンに分類される歌手やバンドの中にもコミカルな楽曲を数多く発表し、楽曲の面白さが注目されて有名となるケースもある(例・サザンオールスターズ、ヘヴィメタルバンドのSEX MACHINEGUNSなど)。
内容は演奏方法や歌唱方で笑わせるもの、ものまね、ギャグ、ナンセンス、風刺、駄洒落、エロ、パロディと多岐にわたる。流行に便乗した安易なものから、音楽的に優れたもの、斬新なものまでいろいろである。 また当時はあくまでも真面目な楽曲として発表したが、後年の再評価によってコミックソングとして分類されてしまう場合もある。
このようにコミックソングとは多岐にわたるが、共通するのはどこかに「おかしみ」を感じる音楽であると言える。
「コミックソングの一覧」を参照
なお「コミックソング」とは和製英語であり、本来英語ではノヴェルティ・ソングというのが正しい。
[編集] 日本におけるコミックソングの歴史
俗謡は各地で市井の人々が通俗的に歌われる歌である。民謡がその土地に密着し同じ歌詞で伝えられるのに対し、俗謡は歌詞を変え地域を越え、時には専門の歌い手や芸者などにより技巧化され流行する。俗謡にはもともと風刺や猥雑なコミカルなものも多かった。民謡であっても、本歌は変えないまでも、歌詞その物はどんどん新しいものが作られる例も多い。
明治時代には軍隊、工場の労働者や学生の寮など地方からひとが集まる場所で唄われ替え歌が作られるようになりやがて全国的に広まる。『デカンショ節』や『炭坑節』、21世紀になってもカバーされる『ズンドコ節』、八代亜紀の『舟唄』で引用された『ダンチョネ節』は俗謡を起源とする歌である。
明治時代に流行したものに壮士演歌(そうしえんか)がある。壮士節ともいう。壮士演歌は戦後の演歌とは全く違い政治や世相を鋭く風刺した歌である。もとは自由民権運動を啓蒙するというまじめなものであったが、面白おかしく歌う者が出て流行する。中でも有名なのは川上音二郎の『オッペケペー節』[1]である。他に『よさほい節(ひとつとせ節)』『宮さん宮さん(トンヤレ節)』などがある。明治の中頃から大正になると地方から都市へ出てきた学生がアルバイトで演歌を歌うことが多くなり書生節と呼ばれた。街頭で演歌を歌う姿は昭和初期までは見られたがレコード盤が普及するにつれ姿を消す。
[編集] 代表的なアーティスト
「コミックバンド」を参照
[編集] 脚注
- ^ 西条昇 『ニッポンの爆笑王100 エノケンから爆笑問題まで』 白線社、2003年。ISBN 4592732111。
[編集] 関連項目
- コミックソングの一覧
- パロディー音楽
- 電波ソング
- 冗談音楽 楽器だけ(器楽曲)の場合に呼ばれる。
- 春歌・下ネタ
- 替え歌
- 空耳 (言葉遊び)
- ぎなた読み
- ハナモゲラ
- 要注意歌謡曲指定制度
- コサキンソング
- うさんくさいポップス
- おバ歌謡
- ヒムペキ兄さん
- 日本お笑い史