有田川

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有田川
有田川 2007年3月1日撮影
有田市箕島の安諦橋より上流方向
水系 二級水系 有田川
種別 二級河川
延長 94 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 467.8 km²
水源 揚柳山(和歌山県)
水源の標高 1008.5 m
河口・合流先 紀伊水道(和歌山県)
流域 日本の旗 日本 和歌山県
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有田川(ありだがわ)は、紀伊半島の西部を流れる河川和歌山県中北部を流れる二級水系の本流である。

地理

和歌山県伊都郡高野町の楊柳山(ようりゅうざん、標高1008.5m)に発し、概ね南西に流路をとり、金屋地点付近で早月谷川を合わせて流向を西に転じ、紀伊水道に注いでいる[1]。流域面積は約467.8km2、幹川流路延長は約94kmである[1]

有田川流域の土地利用は、山林が約83%、宅地が約3%、水田・畑が約14%である[1]

有田川流域は温暖な気候で、ミカン類やブドウなどの果樹、トマトなどの野菜の栽培が盛んである[1]。特にミカンは「有田みかん」の産地として知られており日本屈指のミカン生産地である[1]。また、山椒も日本一の生産量である[1]

流域の自治体

和歌山県
伊都郡高野町、かつらぎ町有田郡有田川町、有田市

並行する交通

鉄道

かつては吉備町域を有田鉄道が並行していたものの、2002年12月31日限りで廃止された。

道路

最下流部の有田市箕島の有田川。手前に見える道路は国道480号である。
  • 国道371号 - 最上流部と並行するように作られた。
  • 国道480号 - 上流部から河口付近の有田大橋まで並行するように作られた。
  • 和歌山県道22号吉備金屋線 - かつての吉備町役場付近から紀勢本線の藤並駅付近まで、国道480号とは反対側の南岸を通る。
  • 国道42号 - 藤並駅付近から有田大橋まで、国道480号とは反対側の南岸を通る。

橋脚

  • 田殿橋
  • 田殿大橋
  • 有田東大橋
  • 宮原橋
  • 有田中央大橋
  • 保田大橋
  • 安諦橋
  • 有田大橋

出典

  1. ^ a b c d e f 二級河川 有田川水系河川整備計画”. 和歌山県. 2022年9月28日閲覧。

関連項目