曹源寺 (台東区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。60.69.147.197 (会話) による 2022年6月6日 (月) 21:20個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部サイト)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

曹源寺

山門
所在地 東京都台東区松が谷3-7-2
(かっぱ橋本通り沿)
位置 北緯35度42分55.4秒 東経139度47分11.2秒 / 北緯35.715389度 東経139.786444度 / 35.715389; 139.786444座標: 北緯35度42分55.4秒 東経139度47分11.2秒 / 北緯35.715389度 東経139.786444度 / 35.715389; 139.786444
山号 巨嶽山(きょがくさん)
宗旨 曹洞宗
本尊 釈迦牟尼佛
創建年 天正16年(1588年)
正式名 巨嶽山曹源寺
別称 かっぱ寺
公式サイト 曹源寺
法人番号 3010505000367 ウィキデータを編集
曹源寺 (台東区)の位置(東京都区部内)
曹源寺 (台東区)
テンプレートを表示

曹源寺(そうげんじ)は、東京都台東区松が谷にある曹洞宗の寺院。かっぱ寺として知られる。

歴史

当寺院は、天正16年に(1588年)に江戸・和田倉門付近に創建された。その後、明暦の大火により当地に移転した[1]

当地一帯は低地で水はけも悪く、しばしば水害に悩まされた。そこで当地の商人・合羽屋喜八が私財を投じ、新堀川(現在の合羽橋道具街にあった水路。合羽橋の名の由来の一つ)の開削の工事を行った。

言い伝えによるとこの工事の折、近隣の隅田川に棲んでいたとされる河童が手伝ったと言われている。文化11年(1814年)に喜八が没し、菩提寺である当寺院に葬られいつしか「かっぱ寺」と言われるようになった。

その後この工事を手伝った河童を見かけると様々なご利益があると評判を呼んだ。そして「河童大明神」として祀られ、 商売繁昌などに霊験があるといわれ、当寺院に祀られるようになったと言われている。

主な施設

  • 本堂
  • 書院
  • 河童堂(中には河童の手とされるミイラがある)
  • 墓地
  • かっぱの像(境内の至る所にある)[2]
 ※拝観は無料。日中の時間帯のみ受け付け(河童堂の内部の拝観は、要事前予約)。駐車場はない。

アクセス

脚注

関連項目

外部サイト