成願寺 (小松島市)

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成願寺じょうがんじ
所在地 徳島県小松島市中田町奥林5-1
山号 天王山
宗派 黄檗宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 不詳
開基 成願
正式名 天王山 成願寺
文化財 阿弥陀如来立像(徳島県指定文化財)
金泥蟠龍図(小松島市指定文化財)
法人番号 1480005002455 ウィキデータを編集
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成願寺(じょうがんじ)は、徳島県小松島市中田町にある黄檗宗寺院。山号は天王山。本尊は阿弥陀如来

歴史

創建年は不詳だが、鎌倉時代法然の弟子である成願が浄土宗の寺院として創建。成願の没後は衰微したが、元禄年間(1688年-1704年)に竹林院の鉄崖が黄檗宗の寺院として再興。その後、真言宗に転じたが、1883年明治16年)に再び黄檗宗の寺院となった[1]

本尊の阿弥陀如来立像は平安時代の作とみられ徳島県指定文化財となっている。また、本堂の天井に描かれていた金泥蟠龍図は小松島出身の松浦春挙によるもので小松島市指定文化財となっている。また境内には小松島ゆかりの僧・閑々子の墓や成願寺裏山で確認された竪穴式石室の古墳の石材の一部が残っている[2]

墓所

交通

脚注

  1. ^ 「徳島県の歴史散歩」(2009年山川出版社,p197)
  2. ^ 成願寺”. 小松島市. 2021年9月13日閲覧。

外部リンク