金泉尚武FC
金泉尚武FC | |||
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原語表記 | 상주 상무 피닉스 축구단 | ||
愛称 | 不死鳥 | ||
クラブカラー | 赤・白・黒 | ||
創設年 | 1984年 | ||
所属リーグ | Kリーグ | ||
所属ディビジョン | 1部 | ||
ホームタウン | 尚州市 | ||
ホームスタジアム | 尚州市民運動場 | ||
収容人数 | 20,000 | ||
監督 | 朴恒绪 | ||
公式サイト | 公式サイト | ||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
尚州尚武フェニックス(サンジュ・サンム フェニックス―、상주 상무 피닉스)は、韓国・慶尚北道尚州市を本拠地とするサッカーのクラブチーム。Kリーグ所属。2010年までは「光州尚武(クワンジュ・サンム、광주 상무)」というチーム名で光州広域市を本拠地としていた。
概要・歴史
兵役服務中の選手が在籍する大韓民国国軍体育部隊のサッカー部として部隊創設とともに存在してきた。本来はアマチュアの選手だけに入隊を許可したが、オリンピックにプロ選手の参加が認められるようになってからは、プロの選手も入隊できるようになった。
2003年よりKリーグに参加。大韓民国国軍体育部隊の第1競技隊所属で、Kリーグ昇格前は京畿道城南市にある本隊のグラウンドで試合を行った。Kリーグに昇格してからは、それまでサッカークラブが存在しなかった光州広域市とフランチャイズ契約を結び、日韓W杯のため建設された光州ワールドカップ競技場をホームスタジアムとしてきた。光州広域市は2010年に新たに「光州FC」を設立し、尚武とはフランチャイズ契約を更新しなかったことから2011年より尚州市に移転した。ちなみに当初の計画では安養市に移転する予定であったが、諸事情により断念している。この移転に合わせ、これまでのユニホームのカラーリングを「オレンジ・黒」から「赤・白・黒」に変更している。
なおアジアサッカー連盟からは「プロ選手によるクラブチーム」とみなされていないこともあり、現状ではAFCチャンピオンズリーグへの出場資格を得てもこれに参加はできない。
アマチュア時代及びK2リーグ時代は、単に部隊名の「尚武」と名乗っていた。
不祥事
尚州移転後の2011年7月9日、FCソウル戦で4人中3人のゴールキーパーが八百長問題(Kリーグ八百長事件)で検察に呼ばれ、残りの1人は出場停止となったため、ディフェンダー登録の選手がゴールキーパーとして出場することとなった[1]。ゴールキーパー登録以外の選手がゴールキーパーで出場するのは、Kリーグ初。この日、尚武のイ・スチョル監督は八百長問題の緊急会議のためにベンチ入りできなかったが、2日後の11日、イ監督が八百長に関与した選手の父母から金をゆすり取ったとして逮捕された[2]。2011年10月18日、イ前監督が自殺した[3]。
タイトル
国内タイトル
- 大統領杯:1回
- 1984年
- 全国サッカー選手権大会:1回
- 1996年
過去の成績
- 1985年 スーパーリーグ 6位
- 2003年 Kリーグ 10位
- 2004年 Kリーグ 8位
- 2005年 Kリーグ 13位
- 2006年 Kリーグ 14位
- 2007年 Kリーグ 14位
- 2008年 Kリーグ 14位
- 2009年 Kリーグ 11位
- 2010年 Kリーグ 14位
- 2011年 Kリーグ 14位
歴代監督
歴代所属選手
- 李東國 (イ・ドングク)
- 金度勲 (キム・ドフン)
- 崔成勇 (チェ・ソンヨン)
- 崔龍洙 (チェ・ヨンス)
- 曺宰榛 (チョ・ジェジン)
- 洪明甫 (ホン・ミョンボ)
- 趙源熙 (チョ・ウォンヒ)
- 朴柱成 (パク・チュソン)
- 鄭暻鎬 (チョン・ギョンホ)
- 金泳徹 (キム・ヨンチョル)
- 南翼キョン (ナム・イッキョン)
- 金正友 (キム・ジョンウ)
- 金水連 (キム・スイル)
脚注
- ^ “急造キーパーで公式戦=八百長捜査でGK不在に―韓国サッカー”. 時事通信. (2011年7月9日) 2011年7月13日閲覧。
- ^ “選手の親を恐喝、監督逮捕=八百長ネタに―韓国サッカー”. 時事通信. (2011年7月11日) 2011年7月13日閲覧。
- ^ Korean military team's ex-coach found dead