小林正治 (化学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。109.235.247.80 (会話) による 2022年9月25日 (日) 06:26個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎略歴)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

小林 正治(こばやし しょうじ、1973年 - )は、日本化学者大阪工業大学工学部応用化学科准教授。理学博士東北大学)。元日本化学会プログラム編成委員。

主な専門は、天然物化学アグリバイオグリーンサスティナブルケミストリー含む)・有機合成化学薬理学生化学/生命化学バイオサイエンス[1]

特に、天然物合成化学的手法によって医薬の種として活用できる新しい分子(医薬リード化合物)の開発研究において、世界的な学術出版社John Wiley & Sons(通称Wiley)より、2016年8月に最も多くのアクセスを集めた論文(Most Accessed Article)として注目を浴びた - Asian Journal of Organic Chemistry (AJOC) 誌:「シクロペンチルメチルエーテル(CPME)によるグリニャール(Grignard)反応」。

略歴

所属学会

受賞歴

主な研究

世界的な学術出版社John Wiley & Sons(通称Wiley)が、各国化学会と共同出版する各ジャーナルで2016年8月に最も多くのアクセスを集めた論文(Most Accessed Article)を発表し、そのうちAsian Journal of Organic Chemistry (AJOC) 誌で、「シクロペンチルメチルエーテル(CPME)によるグリニャール反応(乳癌や慢性疼痛治療薬を、より環境に適した溶媒を使って合成)」に関する論文が3カ月連続最多アクセス論文になった[3][4]

応用化学の対外啓蒙活動として、高校生向けに大阪府立箕面高校(2021年)、奈良県立五條高校(2020年)、兵庫県立西宮高校(2019年)などで出張講義を行っている。

脚注