夜回り先生 (漫画)
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『夜回り先生』(よまわりせんせい)は、小学館刊行の雑誌『月刊IKKI』に連載されていた漫画作品。夜回り先生こと水谷修の体験談を基に書かれた作品で、その内容のほとんどの部分がサンクチュアリ・パブリッシングの『夜回り先生』を基にしている。2009年7月号をもって完結した。
概要
原作:水谷修、漫画:土田世紀で、主に家族愛、麻薬、児童虐待、万引き、いじめなど社会問題になっていることをよく描いている。水谷は当初、「子どもたちとの大切な記録を単なる娯楽で汚されたくない」と漫画化には反対していたが、土田が描いた「ブランコ」(第1巻収録)を読み絶賛[1]。帯にも「亡くした子どもたちが、土田さんの絵を通して生き返ってくる。うれしくて哀しくて涙で読めません。」と寄せている。本作品のストーリーは水谷が高校の現役教師だった頃のものである。また、水谷以外は全てゲストキャラクターである為、明確な登場人物が存在しない。舞台は主に横浜市内となっている。
2012年に土田が急逝した際は、「夜回り先生」の最新作を執筆中だったという[2]。
書誌情報
水谷修(原作)・土田世紀(漫画) 『夜回り先生』 小学館〈IKKI COMIX〉、全9巻(特別編1巻)
- 1、2005年9月30日発売[1]、ISBN 4-09-188591-8
- 2、2005年11月30日発売[2])、ISBN 4-09-188592-6
- 3、2006年4月28日発売[3])、ISBN 4-09-188318-4
- 4、2006年11月30日発売[4]、ISBN 4-09-188345-1
- 5、2007年4月27日発売[5]、ISBN 978-4-091883643
- 6、2007年10月30日発売[6]、ISBN 978-4-091883780
- 7、2008年2月29日発売[7]、ISBN 978-4-091884008
- 8、2008年8月29日発売[8]、ISBN 978-4-091884237
- 9、2009年1月30日発売[9]、ISBN 978-4-091884343
- 【特別編】さよならが、いえなくて。、2009年5月29日発売[10]、ISBN 978-4-091884572