国際鉄道連合
略称 | UIC |
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設立 | 1922年 |
本部 | フランス・パリ |
公用語 | フランス語 - 英語 - ドイツ語 |
ウェブサイト | [4] |
国際鉄道連合(こくさいてつどうれんごう)とは、世界各国の鉄道事業者によって組織される国際的機関である。略称はUIC(フランス語:Union Internationale des Chemins de ferの頭文字、英語ではThe International Union of Railways)。世界鉄道連合(せかいてつどうれんごう)とも呼ばれる。
概要
鉄道技術に関する国際的な標準の確立や、国際列車運行の推進、鉄道運営に関わるサポートなどを行う。
加盟している鉄道事業者は主として、各国の国有鉄道、あるいは、民営化された旧国有鉄道となっている。
第一次世界大戦後の1922年に、国際列車運行の円滑化や、鉄道技術の標準化を目的に、主にヨーロッパ各国の鉄道事業者(22カ国51鉄道事業者)によって組織され、発足した。日本(当時は「鉄道省」)は、発足当初から加盟している。
2010年1月現在、世界の196団体(準会員、賛助会員を含む)が、UICのメンバーとなっている[2]。日本の鉄道事業者では、JR東日本、JR西日本、JR九州、JR貨物、JR総研の5事業者が参加している。
理事会・総会が年2回開かれ、前年度の決算・活動報告に加え、予算やプロジェクトの進め方を議論、決定する場となっている。また、運行管理と列車制御について、事例報告を交えた話し合いを行う、UIC世界信号会議が、2年に1度開催されている。
UICが定めた規格として「UIC規格」がある。
2009年4月1日に、JR東日本の副会長である石田義雄が、UIC会長に就任した[3]。また、2010年6月9日・10日に、理事会・総会が日本で初めて開かれた[4]。同時に、UIC第2回世界信号会議が、7~9日にUICとJR東日本の共催で開かれた[5]。
脚注
関連項目
- UIC番号
- 客車のUIC分類記号
- UIC-X(ヨーロッパで使用されている、国際列車用の客車の規格)
- UIC-Y(ヨーロッパで使用されている、国際列車用の客車の規格)
- UIC-Z(ヨーロッパで使用されている、国際列車用の客車の規格)
- ETCS
- GSM-R
- 鉄道国際協力機構(OSShD)
外部リンク
- UIC Website(英語、フランス語、ドイツ語)