四日市ドーム
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四日市ドーム(よっかいちドーム)は、三重県四日市市の霞ヶ浦緑地公園内にある多目的ドーム施設。
歴史
1997年(平成9年)8月1日開場。四日市市の市制施行100周年記念事業の一環で建設されたドーム施設である。
アリーナはアメリカンフットボール、サッカー、テニス、グラウンドゴルフ、ソフトボールなど各種スポーツに利用できる。なお野球に関してはアリーナが狭隘であるため硬式野球、軟式野球では使用できず、利用は少年野球のみに限定されている。またこの他、展示会などイベントでも利用可能。
施設概要
- 所在地:三重県四日市市大字羽津甲5169
- 天井高:最高部35.5m、最低部16.5m
- フィールド:砂入り人工芝、9,707m²(124.45×78.00m)
- 収容人員:4,704人(補助座席使用により最大10,000人収容可)
交通
- JR関西線・富田浜駅から南東に徒歩約20分
- 近鉄名古屋線・霞ヶ浦駅から東に徒歩約25分
- 東名阪自動車道 四日市東インターチェンジから東に7km
- 四日市競輪場の開催日等は近鉄霞ヶ浦駅発の無料送迎バスあり(競輪場から徒歩約10分)
エピソード
- 完成前年の1996年(平成8年)、アサヒビールから発売された「スーパードライ」四日市市制100周年記念缶には、四日市ドームの完成予想図が描かれていた[1]。
- かつて四日市市に本拠を置いていた旧JFL・コスモ石油四日市FCは、市内の四日市中央緑地陸上競技場と四日市市霞ヶ浦サッカー場をホームスタジアムとして使用していた。しかし将来のJリーグ入りのためには20,000人程度を収容できる施設が必要なことから、コスモ四日市は同競技場の改修を求めていた。また当時建設が進められていた四日市ドームではサッカーの実施が可能であることから、完成前後には「コスモのホームスタジアムになるのではないか」と一部市民の間で憶測されていた。しかしアリーナの面積は狭隘で人工芝張りなため、サッカーの公式戦を開催することはできない(Jリーグ、JFL公式戦は原則として天然芝の競技施設を使用する必要がある)。結局コスモ四日市はこれら施設面などに於いて市からの支援を得られず、同社の経営合理化などもありJリーグ入りを断念。1996年シーズン限りで解散した。