吉岡力
吉岡 力(よしおか つとむ、1908年(明治41年)1月19日 - 1975年(昭和50年)10月25日)は、日本の西洋史学者。
山口県出身。東京帝国大学卒。旧制浦和高等学校教授、戦後東京大学教養学部助教授。1951年に教授となり、1968年に定年退官、東海大学教授。歴史教育研究所を設立し所長。専門は古代オリエント史。受験参考書を多く書いた。
著書
- 『新制大學入試世界史東洋史西洋史の傾向と對策』旺文社 1949
- 『世界史の研究』旺文社 1949
- 『世界のれきし』偕成社・目で見る児童百科 1963
- 『世界のれきし 古代から現代まで 小学生百科』偕成社 1967
- 『歴史パズル 人間は、どこまで進歩したか』光文社・カッパ・ブックス 1968
- 『世界史Bの傾向と対策』旺文社 1969 大学入試対策シリーズ
- 『世界史年表 人間は、いかに生き、いかに愛し、いかに死んだか』光文社・カッパ・ブックス 1969
共著・編著
- 『近さん歩んだ道』福永武彦共編 日本少年寮記念ノ家 1940
- 『解説世界史年表』編 有精堂出版 1951
- 『世界史地図』編 旺文社 1955
- 『学習資料世界史』編 旺文社 1956
- 『東大教養西洋史 第1 ヨーロッパの成立』編 東京創元社 1959
- 『世界史』編 青林書院 1960 大学教養演習講座
- 『世界歴史の図鑑』平田嘉三、吉田悟郎共著 小学館の学習図鑑シリーズ 1962
- 『世界史の教室』前嶋信次、三上次男共編 吉川弘文館 1965-1967
- 『受験革命論述式入門 採点者はどこをチェックするか』分銅惇作、岩田一男共著 祥伝社・ノン・ブック 1972
脚注
外部リンク
- 吉岡力『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』 - コトバンク
参考文献
- 「吉岡力教授の業績について〔含 主要論文・概説〕」秀村欣二『歴史学研究報告』1972-03