剥かせて!竜ケ崎さん
剥かせて!竜ケ崎さん | |
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ジャンル | 青年漫画、学園 |
漫画 | |
作者 | 一智和智 |
出版社 | オーバーラップ |
掲載誌 | コミックガルド |
レーベル | ガルドコミックス |
発表期間 | 2018年11月27日 - |
巻数 | 既刊4巻(2022年8月現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『剥かせて!竜ケ崎さん』(むかせて!りゅうがさきさん)は一智和智による日本の漫画作品[1]。Twitterとpixivにおける投稿を契機に『コミックガルド』(オーバーラップ)で2018年11月27日より連載中[1][2]。
ストーリー
- 1章(1話 − 21話)
- 遊上は高校の同級生でリザードマンの竜ケ崎の脱皮を収集・復元していたが、竜ケ崎に露見する。しかし、遊上は竜ヶ崎の脱皮を貰うために積極的に竜ケ崎と接近し、一方で竜ケ崎は遊上へ思いを寄せ始める。ある日、遊上は竜ケ崎のことが好きなのかと自問自答した結果、竜ケ崎の脱皮を自身に貼り付ける。その姿を見て竜ケ崎は困惑する中で遊上は竜ケ崎に告白する。しかし、ひょんなことから遊上がベランダから落下して逃走したが、裸体をネットで拡散された。そして、高校中に拡散されてしまい、遊上が孤立する中で竜ケ崎は過去の自分を重ね合わせ、校舎内で獣化してしまう。
- 2章(22話 − )
- 竜ケ崎は遊上へ更に好意を寄せ、一方で遊上は竜ケ崎の調査をやめず、二人の仲は深まる。また、転校してきた獣人の熊谷と友達となる。そして、あることを契機に遊上と竜ケ崎は恋人の仲になる。
登場人物
- 遊上(ゆがみ)
- 本作の主人公。爬虫類好きの高校生。幼少期から人見知りであり、友達が少ない。爬虫類全般の知識があり、脱皮に興奮する。1話で竜ケ崎に脱皮採集を知られたため、それ以降は堂々と竜ケ崎に接し始める。天然な性格であり、女性の身体についても詳しく知らない。当初、竜ケ崎の脱皮のみに興味があったが、竜ケ崎本人へ好意を持ち始めた。なお、2章で恋人の仲に発展した。太鼓を使う音楽ゲームが得意。なお、自分がとてつもないことをしている変態だと自覚している。
- 竜ケ崎(りゅうがさき)
- 爬虫類の特徴を持つリザードマン(亜人・獣人)である。クラスメイトの遊上が爬虫類好きだと知り、遊上に好意を持ち始めた。なお、抜け殻の方に興味があると知り落胆した。心拍数の上昇で高揚するとリザードマンに獣化する。グミはオレンジ味が好き。手はヤモリのような剛毛(微小な毛)で壁登りができ、舌はカメレオンのように長く伸ばせられる。2章から「変態(すきなひと)」として遊上と積極的に接触する。26話から自身を「竜ケ崎」と呼ぶ。熊谷から「…ふたり付き合ってるんですか?」と聞かれた際に「うん!」と肯定した。
- 熊谷
- ツキノワグマに獣化する亜人間。転校の不安から獣化してしまい、下校していた遊上と竜ケ崎に対して攻撃した。戦闘後、竜ケ崎と遊上と親友になった。なお、獣化中も対話が可能である。
- ハチ
- 26話から登場。スズメバチのような蜂であり、あらすじとナレーターの役割を果たす。29話で竜ケ崎に見つかったが、とっさの「ひらめき」で逃げた。その後も「物知りなハチさん」として活躍する。竜ケ崎と熊谷の戦闘時は実況した。
- 澤村
- 遊上をいじめていた男子クラスメイト。竜ケ崎が校舎内で暴走した際に遊上が澤村を守ったことから改心し、遊上と友達になった。
- 神威先生
- 高校の養護教諭。竜ケ崎がリザードマンだと知っている。竜ケ崎が校舎内で獣化した際に自力で人間に戻ったため、亜人保護局に連絡しなかった。
- 遊上の母親
- 遊上の母親だが、息子の性癖を知らない。
- 竜ケ崎のおばあちゃん
- 31話に登場。迷子のところを遊上が助けた。リザードマンの血が濃く、その影響で死ぬまで成長し続けるため、身長がとても高い。
- まんが家
- おまけで登場。『剥かせて!竜ケ崎さん』の単行本を宣伝する。塗壁のような体格であり、間違えて『便利屋斎藤さん、異世界に行く』も紹介した。作者である。
用語
- 竜ケ崎の脱皮
- 年に数回、リザードマンである竜ケ崎に発生する生理現象。
- 竜ケ崎の等身大フィギュア
- 竜ケ崎の脱皮を遊上が復元したもの。なお、対話が可能である。
- 遊上変態衝動計測メーター「オーバーラップ」
- 31話から登場。遊上が興奮してリビドーが高まるとメーターが上昇する。
- 遊上すきすきメーター
- 竜ケ崎がどのくらい遊上のことが好きなのかを表現したもの。「肉体的に同一化したい」と「精神的に同一化したい」の二つがある。
- 部位別変身
- 身体の一部を獣化すること。竜ケ崎が獣化時の熊谷と戦闘する際に使用した。
- 亜人保護局(獣人管理局)
- 亜人や獣人などを保護する施設。人間界でトラブルを発生させた場合、施設で更生プログラムを受ける。社会復帰に数年かかることがある。
書誌情報
- 一智和智『剥かせて!竜ケ崎さん』オーバーラップ〈コミックガルド〉、既刊4巻(2022年8月25日現在)
- 2019年5月25日発売[書誌 1]、ISBN 978-4-86554-500-5
- 2020年6月25日発売[書誌 2]、ISBN 978-4-86554-689-7
- 2021年3月25日発売[書誌 3]、ISBN 978-4-86554-877-8
- 2022年8月25日発売[書誌 4]、ISBN 978-4-8240-0281-5
脚注
書誌出典
- ^ “『剥かせて!竜ケ崎さん』1”. コミックガルド. 2021年3月5日閲覧。
- ^ “『剥かせて!竜ケ崎さん』2”. コミックガルド. 2021年3月5日閲覧。
- ^ “『剥かせて!竜ケ崎さん』3”. コミックガルド. 2021年3月25日閲覧。
- ^ “『剥かせて!竜ケ崎さん』4”. コミックガルド. 2022-038-25閲覧。
出典
- ^ a b “リザードマン少女の脱皮した皮を変態少年が狙う「剥かせて!竜ケ崎さん」新連載”. コミックナタリー (2019年2月13日). 2021年3月5日閲覧。
- ^ @burningblossom (2019年11月23日). "剥かせて!竜ケ崎さん~ぼくはリザードマンの女の子の抜け殻に興奮するド変態ですほんとうにごめんなさい~1". X(旧Twitter)より2021年3月5日閲覧。 |date=の値と|number=から計算された日付が2日以上異なります(解説)
外部リンク
- 剥かせて!竜ケ崎さん - コミックガルド