伊藤泰世
伊藤 泰世(いとう やすよ、1943年6月18日 − 2006年10月13日)は、日本のホルン奏者。
略歴
- 新潟大学と秋田大学の学長を務めた父・泰一と、母・薫の四人兄妹の二男として新潟市で誕生。兄、姉のほか弟。
- 新潟大学付属小学校卒業。
- 中学校でメロフォンという不思議な楽器と出会い、当時では大変珍しいオーケストラ部に所属。
- 高校は「ドカベン」で有名な明訓高校に入学、音楽家の道に進むことを決心。
- 大学入学まで、ホルンを谷中甚作に師事。
- NHK交響楽団の薗清隆、ボストン交響楽団のリチャード・マッキーに師事。
- 1965年 – 武蔵野音楽大学在学中に東京都交響楽団創立メンバーとして最年少で入団。
- 1977年 – 文化庁芸術家在外研究員としてシカゴへ留学。シカゴ交響楽団のデール・クレヴェンジャー(en)に師事。
- 1979年 – 武蔵野音楽大学講師就任。
- 2004年 – 東京都交響楽団を定年退職。
その他の主な活動
- 国際ホルン協会評議委員
- 日本ホルン協会初代会長
- 宮内庁式部職楽部技術指導員
- 自衛隊中央音楽隊講師
- 獨協大学・東京大学・千葉大学等のオーケストラ講師
- ブラスファイブ・アンサンブルヴェルツェン・アレキサンダーホルンアンサンブルジャパンメンバー
- 荒井由実「14番目の月」参加
主なCD作品
- JUPITER …アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン(マイスター・ミュージック)