中華丼
中華丼(ちゅうかどん)とは御飯の上に餡かけ肉野菜炒めを載せた日本の丼料理である。中華飯(ちゅうかはん)、八宝飯(はっぽうはん)ともいう。広東料理の影響を受けて作られたものだが、現在も一般に中国でこの料理が食されることはない。
起源
日本で生まれた。東京の中華料理店で昭和のはじめのころ、客からごはんに八宝菜をのせてと頼まれて作ったのがきっかけだったという。
アメリカでは、同じく広東料理から変化したとされるチャプスイと呼ばれる類似の料理があるが、味付けや具が異なることが多い。
上海の八宝飯
おなじ名前の「八宝飯」というものが上海などにあるが、野菜をのせた丼系料理ではなく、甘い味を付けた餅米に、小豆餡、干し棗など甘い材料を組み合わせて、碗に入れて蒸したデザートであり、全く別の料理である。蒸す工程が適する缶詰としても売られている。
作り方
- 鍋に油を引き豚肉、各種野菜(玉ねぎ、にんじん、白菜、筍、きくらげなど)を炒める。エビやイカなどの魚介類やうずら卵を加えてもいい
- その後スープで軽く煮込み、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけ、味を調えた後ごはんの上にかける
関連項目