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中矢力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
世界柔道選手権
2011 パリ 73kg級
ワールドマスターズ
2012 アルマトイ 73kg級
グランドスラム
2010 東京 73kg級
2011 パリ 73kg級
2011 リオ 73kg級
2011 東京 73kg級

中矢 力(なかや りき、1989年7月25日 - )は、愛媛県松山市出身の、日本柔道選手である。階級は73kg級。身長168cm。得意技は背負投寝技。現在は綜合警備保障に所属[1]

経歴

幼稚園の時に柔道を始める[2]。 中学3年の時に全国大会で2位となる。新田高校2年の時にインターハイ73kg級で優勝するが、3年の時には1学年下で当時73kg級の選手だった森下純平に決勝で敗れて連覇ならず。ジュニア体重別では高校2年の時に3位だったが、3年の時に優勝して、東海大学進学後は連覇を果たす。世界ジュニアでは3位となる。 全日本学生では、大学2年3年と連覇を果たす。 講道館杯では高校3年の時に早くも2位となり、その後3位、2位止まりだったが、大学3年の時に初優勝を果たす。 続いて出場したグランドスラム・東京ではシニアの国際大会初優勝を果たす[3]

2011年2月にはグランドスラム・パリでも優勝して、グランドスラム大会2連覇を達成する。 そして4月には世界選手権代表に選ばれる。 その直後のアジア柔道選手権大会の個人戦では王己春に敗れるが、団体戦では勝利する。 6月にはグランドスラム・リオでも優勝を果たす。 8月の世界選手権では準決勝で秋本啓之に大外刈で技ありを取って優勢勝ちすると、決勝ではオランダのデックス・エルモントに指導2で優勢勝ちして優勝を果たした[4]。 12月のグランドスラム・東京準決勝では開始時刻を間違う不注意も影響してか、秋本に背負投で一本負けして3位に終わった[5]

2012年1月には ワールドマスターズに出場して、準決勝で秋本に3-0で判定勝ちするも、決勝では王から指導1を取るものの1-2の判定で敗れて2位に終わった[6]。5月の選抜体重別では決勝で世界ジュニアチャンピオンである天理大学大野将平上四方固で破り、今大会初優勝を飾ってロンドンオリンピック代表に選出された[7]

IJF世界ランキングは1554ポイント獲得で2位(12/5/7現在)。

戦績

脚注

外部リンク