上野名張バイパス

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国道368号標識
国道368号標識

上野名張バイパス(うえのなばりバイパス)は、三重県伊賀市菖蒲池から名張市蔵持町を通る延長9.4kmの国道368号の完成4車線のバイパスである。2000年(平成12年)に暫定2車線で供用が開始された。

地域の主要都市である伊賀市(旧上野市)と名張市間の交通混雑を解消することと、現道(名張街道)の交通量を減少させ、沿道集落の生活道路として安全性を向上させることを目的に事業着工された。

歩道車道の分離がされていない名張市西田原から蔵持町原出までの区間延長4.5kmについて昭和54年に一部着手し、次に伊賀市(旧上野市)菖蒲池から安場までの区間を合わせ国道368号上野名張バイパス延長9.4kmに一本化して昭和63年に事業化した。一部区間(延長4.5km)は昭和54年から着手しているが、上野名張バイパス(延長9.4km)としては昭和63年度から事業化しているため、事業開始時期は昭和63年からとしている。

旧368号より直線区間が多く、制限速度も高いので、従来より早くなるが、朝ラッシュ時にはバイパスを利用する車で混雑するため、交通量の少ない旧368号を使った方が早い場合がある。

しかし、制限速度が50Kmと高いゆえに、深夜時間帯を中心に無理な追い越しが横行しているので走行には十分な注意が必要である。

沿革

  • 1978年(昭和53年) : 国道368号として都市計画決定
  • 1979年(昭和54年) : 名張市西田原から名張市蔵持町原出(延長4.5km)の一部区間事業化、工事着手
  • 1988年(昭和63年) : 上野名張バイパス(延長9.4km)として事業化
  • 2000年(平成12年) : 暫定2車線で供用開始
  • 2016年(平成28年)3月2日 : (名張街道・山出交差点 - )菖蒲池交差点 - 菖蒲池2交差点間が4車線化[1]
  • 2021年(令和3年)3月24日 : 伊賀市山出地内 (0.6 km) が4車線化[2]
  • 2021年(令和3年)10月22日 : 名張市八幡(八幡工業団地1交差点) - 同市蔵持町里地内(里交差点)間 (0.9 km) が4車線化[3]
  • 2022年(令和4年)7月13日 : 伊賀市上之庄(上之庄南交差点) - 同市山出地内(山出団地入口交差点)間 (1.1 km) が4車線化[4]

脚注

出典

  1. ^ 一般国道368号を一部4車線化します。 - 三重県
  2. ^ 一般国道368号の一部を4車線化します”. 三重県 (2021年3月19日). 2021年3月24日閲覧。
  3. ^ 一般国道368号の4車線化工事が一部完成します”. 三重県 (2021年10月14日). 2021年10月22日閲覧。
  4. ^ 一般国道368号の4車線化工事が一部完成します”. 三重県 (2022年7月13日). 2022年7月14日閲覧。