万俟
万俟 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 万俟 |
簡体字: | 万俟 |
拼音: | Mòqí |
注音符号: | ㄇㄛˋ ㄑㄧˊ |
ラテン字: | Mochi |
広東語発音: | Mak6kei4 |
上海語発音: | Moh4ji1 |
台湾語白話字: | Bo̍k-kî |
万俟(ぼくき、ぼっき、もくき、もっき)とは、漢姓の1つ。主に中国で使用された復姓の1つであり、『百家姓』の409番目に当たる。
鮮卑拓跋部の氏族に由来し、「万」はボク(「墨」と同音)、「俟」はキ(「其」と同音)に読む[1]。
由来
『元和姓纂』によると、拓跋鄰(献帝)の弟にはじまるという[2]。
漢字
ここで使用される「万(ぼく、もく)」は、一般に日本で使用される「万(萬)(まん、ばん)」とは全く別個の漢字である。なお、形が等しいために漢和辞典においては「万(萬)」で統一され表記されることがある。
著名な人物
- 万俟醜奴 - 北魏の反乱指導者。
- 万俟普 - 東魏の軍人。
- 万俟詠 - 北宋の詞、字は雅言。
- 万俟卨(ぼくき せつ) - 宋の宰相。秦檜に唆されて岳飛を讒言したことで知られる。
- 万俟徳 - 明末の反乱指導者のひとり。