ワードナの森
ジャンル | アクションゲーム |
---|---|
対応機種 | アーケード[AC] |
開発元 | 東亜プラン |
発売元 | タイトー |
人数 | 1~2人交互プレイ |
発売日 | [AC]1987年 |
『ワードナの森』(ワードナのもり)は1987年にタイトーより発売されたアーケードゲーム。開発は東亜プラン。
タイトルにある「ワードナ」とはボスキャラの名前である。『ウィザードリィ』の「ワードナ」とは特に関係はない。
ゲームのルール
8方向レバー、2ボタン(ショット、ジャンプ)でプレイヤーを操作し、水晶の玉に変えられた少女を救い出すことが目的。全5ステージ構成、1周で終了。
ゲーム開始時にプレイヤーが使用できる魔法の炎は1発しか撃てないが、途中で敵を倒すと入手できるアイテムボール小を16個取るか、アイテムボール大を1個取ることで魔法の炎が1個増える。またはステージの要所要所に金塊やドル袋がある。
ステージクリア時にアイテムの購入が可能。
敵の攻撃を一度受けるかタイムオーバーで1ミスとなり、通常設定で3ミスでゲームオーバー。得点によるエクステンドは3万点毎(工場出荷時設定)に1人追加となる。
武器またはオプション
- 普通の武器
- 標準の武器
- 特殊武器
- 星の剣
- 月の剣
- 太陽の剣
- オプション
- マント
- 1度だけ敵の攻撃を受けてもミスにはならない。
- 糸と針
- マント装備時のみ購入可。1度だけマントを修復できる。
- 時計
- 画面右下に表示されている制限時間が1分加算される。
- オカリナ
- ある場所で使うと火の鳥を呼べる。
- ハイジャンプシューズ
- 高く飛べる。
- 妖精
- 攻撃判定を持つ妖精がプレイヤーの背後につく。2人まで装備が可能。
ステージ構成
- 不思議な森
- 建物
- 林
- 城
- 城の地下&ワードナの部屋
操作時の特徴・テクニック
- プレイヤーは落下中、レバー左右での落下地点の調整ができないという特徴を持つ。これを知らないために、初心者は1面のマントを取ろうとしてミスするケースが多く見られる(1度右に行き、高い場所から降りてから、左へ向かう)。
- マントや、「糸と針」はプレイヤーのダメージを吸収してくれるが、その後の無敵時間が極端に短いために、立て続けにダメージを受けてミスする事がよくある。
- 1ブロック分の隙間(プレイヤーがしゃがんだときと同じ高さ)は、レバーを上下に動かしながら進むと入ることができる。4面にある妖精アイテムを取るときなどに必要。
- 妖精は4面のハシゴから降って来る石の攻撃判定を消すことができる(ハシゴに登ったまま後ろに下がると、妖精をプレイヤーの手前に持ってこられるのを利用)。
移植版
- ワードナの森(ファミコンディスクシステム 1988年3月25日書き換え開始、タイトー)
- ワードナの森SPECIAL(メガドライブ 1991年4月26日発売、ビスコ)
- ワードナの森(PCエンジン 発売中止 NECアベニュー)
- PCエンジン版は、当初NECアベニューのPCエンジン参入第一弾として1988年に発売される予定だった。しかし幾度となく発売予定時期の延期を繰り返し、ソフトの供給媒体もHuカード→CD-ROM²→SUPER CD-ROM²と次々と変更されていった。そして最終的にPCエンジン版のワードナの森は発売中止という顛末を迎えた。多部田俊雄の項も参照のこと。