リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ
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(リトル・ドラマー・ガール (テレビドラマ)から転送)
リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ | |
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別名 | The Little Drummer Girl |
ジャンル | スパイドラマ |
原作 |
ジョン・ル・カレ 『リトル・ドラマー・ガール』 |
脚本 |
マイケル・レスリー クレア・ウィルソン |
演出 | パク・チャヌク |
出演者 |
フローレンス・ピュー マイケル・シャノン アレキサンダー・スカルスガルド |
音楽 | チョ・ヨンウク |
国・地域 | イギリス |
言語 | 英語 |
時代設定 | 1970年代 |
シリーズ数 | 1 |
話数 | 6 |
製作 | |
製作総指揮 |
スティーヴン・コーンウェル サイモン・コーンウェル ジョセフ・ツァイ パク・チャヌク マイケル・レスリー ジョン・ル・カレ アーサー・ワン チョン・ウォンジョ |
プロデューサー | ローラ・ヘイスティングズ=スミス |
撮影地 |
ロンドン アテネ プラハ |
撮影監督 | キム・ウヒョン |
編集 |
フィオナ・デソウザ マイケル・ハロウズ ジャスティン・ライト |
製作 |
BBCスタジオ AMCスタジオ The Ink Factory |
放送 | |
放送チャンネル | BBC One |
映像形式 | 1080i (HDTV) |
音声形式 | ステレオ |
放送国・地域 | イギリス |
放送期間 | 2018年10月28日 | - 2018年12月2日
回数 | 6 |
BBC公式ウェブサイト | |
米国での放送 | |
放送チャンネル | AMC |
放送国・地域 | アメリカ合衆国 |
放送期間 | 2018年11月19日[1] | - 2018年11月21日
回数 | 6(3日間) |
日本での放送 | |
放送チャンネル | WOWOWプライム |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2019年7月13日[2] | - 2019年7月14日
回数 | 8[3](2日間) |
WOWOW公式ウェブサイト |
『リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ』(リトル・ドラマー・ガール あいをえんじるスパイ、The Little Drummer Girl )は、2018年にイギリスのBBC Oneで放送されたテレビミニシリーズ。全6話。パク・チャヌク監督の初のテレビドラマ作品で[4]、出演はフローレンス・ピュー、マイケル・シャノン、アレキサンダー・スカルスガルドなど。原作はジョン・ル・カレの1983年のスパイ小説『リトル・ドラマー・ガール』。中東情勢の緊張が高まっている1970年代を舞台に諜報と国際的陰謀を描く愛と裏切りの物語である[4]。 同じ原作の映像化作品には1984年のアメリカ合衆国の映画『リトル・ドラマー・ガール』(監督:ジョージ・ロイ・ヒル、主演:ダイアン・キートン)がある。
日本では全8話に編集されたもの[3]がWOWOWプライムで2019年7月13日と14日の2日間で一挙放送された[2]。
ストーリー
[編集]→「リトル・ドラマー・ガール」を参照
オリジナル作品では全6話の内容が全8話に編集され、以下の日本語タイトルがつけられている。
- オーディション
- 恐怖のスカウト
- 二人きりのエチュード
- 幕開け
- 喝采のあとで
- 荒野のドラマ
- 危険な独り芝居
- カーテンコール
キャスト
[編集]※カッコ内は日本語吹替
- チャーミアン(チャーリー)・ロス: フローレンス・ピュー(田野アサミ) - ロンドンの小劇場の舞台女優。
- マーティン(マーティ)・クルツ/シュールマン/ラファエル: マイケル・シャノン(斎藤志郎) - イスラエル諜報機関(モサド)のベテラン工作員。
- ギャディ・ベッカー/ペーター・リヒトホーフェン/ジョゼフ: アレキサンダー・スカルスガルド(大泊貴揮) - クルツのチームのメンバー。
- シモン・リトヴァク: ミハエル・モショノフ(丸山智行) - クルツの部下で右腕。
- レイチェル: シモーナ・ブラウン(寺依沙織) - クルツの部下。
- アントン・メスターバイン: ジェフ・ウィルブッシュ - テロリストの仲間。スイスの弁護士。
- ミス・バック/ジョアンナ: クレア・ホルマン(所河ひとみ) - クルツの部下。
- ダニエル: ダニエル・リットマン(福西勝也) - クルツの部下。
- ローズ: ケイト・サンプター(中村綾) - クルツの部下。
- シュヴィリ: ゲンナジー・フレイシャー(露木徳幸) - クルツの部下。ベテランの偽造職人。
- ロッシーノ: アレッサンドロ・ピアヴァーニ - テロリストの仲間。イタリア人ジャーナリスト。
- ミシェル/サリム・アル=ハダル: アミール・ホーリー(木村隼人) - パレスチナのテロリスト。
- ピクトン: チャールズ・ダンス(勝部演之) - イギリス情報機関の部長。クルツの協力者だが老獪。
- パウル・アレクシス: アレクサンダー・バイヤー(武田太一) - ドイツ内務省のクルツの協力者。
- ファトメー・アル=ハダル: ルブナ・アザバル - サリムの姉。医師。
- アル: マックス・アイアンズ - チャーリーの役者仲間で恋人。
- ヘルガ・スタン: カタリーナ・シュットラー - テロリストの仲間。急進的な牧師の娘。
- ウィリー: エドワード・デイヴィス - チャーリーの役者仲間。
- ポーリー: トム・ハンソン - チャーリーの役者仲間。
- ソフィー: ベサニー・ミューア - チャーリーの役者仲間。
- ハリール・アル=ハダル: シャリフ・ガッタス(奥田隆仁) - パレスチナのテロリスト。サリムの兄。爆弾作りの天才。
- アンナ・ウィトゲン: イーベン・オーケルリー(杉山里穂) - 爆破テロ実行犯。サリムと恋仲。スウェーデン人。
- ノア・ギャヴロン: シュロモ・バル=アバ - クルツの上司。
- タイエー隊長: アデル・バンシェリフ - テロリストグループの戦闘訓練キャンプのリーダー。
- オーストリアのウェイター: ジョン・ル・カレ(カメオ出演)[5]
作品の評価
[編集]Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ』は、確実なプロット、並外れたアートディレクション、そして一様に素晴らしいキャストによるしっかりしたビートのおかげで、くすぶるような展開の遅さも我慢できるものになっている。」であり、67件の評論のうち高評価は95%にあたる60件で、平均で10点満点中7.77点を得ている[6]。 Metacriticによれば、18件の評論のうち15件が高評価で3件が賛否混在、低評価はなく、平均で100点満点中75点を得ている[7]。
出典
[編集]- ^ Denise Petski (2018年8月21日). “John le Carré’s ‘The Little Drummer Girl’ Miniseries Gets November Premiere Date On AMC” (英語). Deadline 2019年7月14日閲覧。
- ^ a b “リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ”. WOWOW. 2019年7月13日閲覧。
- ^ a b 澤田理沙 (2017年11月24日). “多数受賞の製作陣が「リトル・ドラマー・ガール」ドラマ化に参加”. シネマトゥデイ 2019年7月13日閲覧。
- ^ Eleanor Bley Griffiths (2018年11月11日). “The Little Drummer Girl: author John le Carré cameos as Austrian waiter in episode 3” (英語). Radio Times 2019年7月14日閲覧。
- ^ “The Little Drummer Girl: Miniseries (2018)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年8月5日閲覧。
- ^ “The Little Drummer Girl - TV Show Reviews” (英語). Metacritic. 2019年7月14日閲覧。