蔵前JPテラス

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ライオン本社ビル
ライオン本社ビル、2007年撮影 地図
蔵前JPテラスの位置(東京都区部内)
蔵前JPテラス
情報
設計者 松田平田設計[1]
建築主 ライオン歯磨
構造形式 鉄骨構造鉄骨鉄筋コンクリート構造
延床面積 15,838 m² [1]
状態 完成
階数 地下1階、地上13階
竣工 1971年10月30日
所在地 130-8644
東京都墨田区本所1-3-7
座標 北緯35度42分10.8秒 東経139度47分45.7秒 / 北緯35.703000度 東経139.796028度 / 35.703000; 139.796028 (ライオン本社ビル)座標: 北緯35度42分10.8秒 東経139度47分45.7秒 / 北緯35.703000度 東経139.796028度 / 35.703000; 139.796028 (ライオン本社ビル)
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ライオン本社ビルは、東京都墨田区に所在する建築物である。トイレタリー用品メーカー大手のライオン本社機能を置く。

建築

現在の墨田区本所1丁目の厩橋近くの隅田川の畔には、ライオンの前身の小林富次郎商店が1916年(大正5年)より拠点を置いていた。この地に、創業80周年を記念してライオン歯磨[注釈 1]の本社ビルが建設され、1971年10月30日に竣工式が行われた[2]歯磨剤メーカーの社屋ということもあり、白い歯をイメージした白色のアルミ複合板外装パネルのカーテンウォールで仕上げられた[1]。青緑色の細い縦のラインが入り、横長の窓が整然と並ぶ。外壁上部にはロゴが掲げられている。

移転

本ビルは全国の本支店機能が東京に集約されるなどの理由から手狭になっており[3]、マーケティングや営業部門のあるライオン東京オフィス[注釈 2][4]をはじめ4か所に同社や関係会社のオフィスが分散する状況となっていた。2020年2月に、本社ビルの敷地を長谷工に売却[4]。2023年春をめどに、隅田川対岸の台東区蔵前一丁目で日本郵政不動産が建設を進めるビルに移転する旨が、2020年8月に発表された[5]

脚注

注釈

  1. ^ 1980年にライオン油脂株式会社と統合し、ライオン株式会社となる。
  2. ^ 墨田区横網、旧ライオン油脂本社ビル。本ビルと同年の1971年4月竣工。

出典

  1. ^ a b c ライオン本社ビル”. 松田平田設計. 2021年1月22日閲覧。
  2. ^ ライオンの歴史”. ライオン株式会社. 2021年1月22日閲覧。
  3. ^ プロジェクトケーススタディ ライオン商事株式会社”. CBRE (2010年12月8日). 2021年1月22日閲覧。
  4. ^ a b “ライオン、23年春に本社移転”. 日本経済新聞. (2020年8月31日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63245460R30C20A8XQH000/ 2021年1月22日閲覧。 
  5. ^ "本社移転計画に関するお知らせ" (PDF) (Press release). ライオン株式会 社. 31 August 2020. 2021年1月22日閲覧