ミッキードリーム

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ミッキードリーム
第19回アンタレスステークス パドック
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2007年2月5日(17歳)
抹消日 2015年7月30日
キングカメハメハ
フローリッドコート
母の父 サンデーサイレンス
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産者 ノーザンファーム
馬主 野田みづき
調教師 音無秀孝栗東
競走成績
生涯成績 41戦5勝
獲得賞金 1億8820万5000円
勝ち鞍 GIII朝日チャレンジカップ2011年
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ミッキードリームは日本競走馬である。馬名の意味は冠名+夢。主な勝ち鞍は2011年朝日チャレンジカップ2007年セレクトセールにて、野田みづきが5,000万円で落札[1]

競走馬時代

2009年8月23日小倉競馬場新馬戦(芝1800m)でデビュー。和田竜二を鞍上にリルダヴァルの3着に入る[2]。3戦目の未勝利戦で初勝利を挙げる。

3歳となり年明け初戦の福寿草特別(500万下)では初の1番人気となるが、3着に敗れる[3]。続くつばき賞(500万下)ではゲシュタルトを1.1/4馬身差で抑え1着となる[4]。 次戦は初の重賞競走となる毎日杯に参戦する。ここではルーラーシップ・リルダヴァル・ダノンシャンティと強豪が揃った事もあり5番人気となるが、ダノンシャンティの2着となる。クラシックを期待されたが、このレースで骨折してしまい、残りの3歳シーズン全休を余儀なくされる[5]

復帰は2011年2月27日中山記念。果敢に重賞挑戦したがヴィクトワールピサの11着と完敗。続く産経大阪杯でもヒルノダムールの9着と全く見せ場無く敗れる。しかし次戦、都大路ステークスでは2着に入り、骨折の影響は無いところをアピールする。 その後、1000万下・1600万下を1番人気で連勝し(1600万下レースには、後に中山大障害を勝つマーベラスカイザーがいた)、再び重賞戦線に戻りG3朝日チャレンジカップに挑む。最後はエーシンジーラインに迫られるもハナ差しのいで勝利し、重賞初制覇を飾る[6]。 次走は天皇賞(秋)を見据えて毎日王冠に出走[7]。G1馬もいる中でダークシャドウの3着となり[8]、本番・天皇賞を迎えるが8着と敗戦。続いてマイルチャンピオンシップにも挑戦したが9着となり、このシーズンを終えた。

次シーズン以降は未勝利。 2014年4月にはダートのアンタレスステークスにも挑戦したが、11着と惨敗し芝に戻っている[9]中京記念を得意としており、2012年は4着だが2013年・2014年と2年連続2着となる[10][11]

2015年7月26日の中京記念14着を最後に現役を引退、埼玉県本庄市の駿ホースクラブで乗馬となる[12]


血統表

ミッキードリーム血統ミスタープロスペクター系 / Northern Dancer 5×5=9.38) (血統表の出典)

キングカメハメハ 2001
鹿毛
父の父
Kingmambo1990
鹿毛
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
父の母
*マンファス1991
黒鹿毛
*ラストタイクーン *トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer

フローリッドコート 1998
栗毛
*サンデーサイレンス 1986
青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Turn-to
Nothirdchance
母の母
スプリングコート 1991
鹿毛
*トニービン *カンパラ
Severn Bridge
サクラハゴロモ *ノーザンテースト
クリアアンバー F-No.4-m


脚注

  1. ^ 取引馬検索結果より - JAPAN RACING HORSE ASSOCIATION 一般社団法人日本競走馬協会 2014年8月16日閲覧
  2. ^ ディープ甥・リルダヴァルが完勝デビュー - 2009年8月23日「netkeiba」2014年8月16日閲覧
  3. ^ 良血レーヴドリアンが快勝/福寿草特別 - 2010年1月9日「netkeiba」2014年8月16日閲覧
  4. ^ ミッキードリーム直線一気でV/つばき賞 - 2010年1月30日「netkeiba」2014年8月16日閲覧
  5. ^ 毎日杯2着、ミッキードリームが骨折 - 2010年4月1日「競馬ラボ」
  6. ^ 連勝中のミッキードリームが接戦制し重賞初V/朝日CC - 2011年9月10日「netkeiba」2014年8月16日閲覧
  7. ^ ミッキードリーム重賞初制覇で広がる夢/朝日CC - 2011年9月11日「netkeiba」2014年8月16日閲覧
  8. ^ ダークシャドウ、32秒台の末脚で重賞連勝/毎日王冠 - 2011年10月10日「netkeiba」2014年8月16日閲覧
  9. ^ 第19回アンタレスステークス - 2014年4月19日「netkeiba」2014年8月16日閲覧
  10. ^ 【中京記念】(中京)~フラガラッハ 連覇 - 2013年7月21日「netkeiba」2014年8月16日閲覧
  11. ^ 【中京記念】(中京)~GI馬サダムパテックが制す - 2014年7月27日「netkeiba」2014年8月16日閲覧
  12. ^ ミッキードリーム号が競走馬登録抹消日本中央競馬会、2015年7月30日閲覧

外部リンク