マーティン・ビーヴァー

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マーティン・ビーヴァー
東京クヮルテットのメンバーとして(左端:ビーヴァー)
基本情報
生誕 (1967-11-10) 1967年11月10日
出身地 カナダの旗 カナダ
学歴 インディアナ大学
ジャンル クラシック音楽
職業 ヴァイオリニスト
担当楽器 ヴァイオリン

マーティン・ビーヴァー(Martin Beaver、1967年11月10日 - )は、カナダ出身のヴァイオリニストジョンズ・ホプキンス大学音楽院教授を経て、イェール大学音楽学部教授。

経歴[編集]

4歳でヴァイオリンを始める。12歳でトロント王立音楽院に入学、ヴィクトル・ダンチェンコに師事。1987年から90年にかけて、インディアナ大学ジョーゼフ・ギンゴールドに師事。また、ヘンリク・シェリングユーディ・メニューインのマスタークラスに出席。

1992年にトロント交響楽団とバッハの協奏曲でソロデビュー。1998年にはトロント弦楽四重奏団およびトリスケリオンの創設メンバーになる。

ラヴィニア音楽祭(ライジング・スター・シリーズ)、シアトル室内楽フェスティバル、ボストン室内楽協会などで高評を博す。ソリストとしてはカナダのすべての主要オーケストラをはじめ、サンフランシスコ交響楽団、ベルギー国立管弦楽団など世界各地のオーケストラと共演している[1]

2002年より、ミハイル・コペルマン英語版の後を引き継いで、東京クヮルテットに5代目の第1ヴァイオリン奏者として加入。使用楽器は1727年ごろ制作された、ストラディヴァリウス(通称パガニーニ・カルテットのうちの1つ)。

受賞[編集]

脚注[編集]

  1. ^ カナディアン・エンサイクロペディア(英語)