フリークアウト・ホールディングス
本社の入居する六本木ヒルズクロスポイント | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | FO |
本社所在地 |
日本 〒106-0032 東京都港区六本木6-3-1 六本木ヒルズクロスポイント5F |
設立 | 2010年10月1日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 2010401092006 |
事業内容 | アドテクノロジー関連のグループ企業の経営戦略の策定・管理 |
代表者 | 本田謙(代表取締役社長兼グローバルCEO) |
資本金 |
35億4,829万9千円 (2021年9月現在) |
発行済株式総数 |
18,015,424株 (2021年9月現在) |
売上高 |
連結:294億99百万円 (2021年9月期) |
純資産 |
連結:78億56百万円 (2021年9月現在) |
総資産 |
連結:205億34百万円 (2021年9月現在) |
従業員数 |
連結:459名 (2021年9月現在) |
決算期 | 9月30日 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
主要株主 |
本田謙 34.39% 伊藤忠商事 15.87% (2021年9月現在) |
主要子会社 |
フリークアウト 100% FreakOut Pte. Ltd. 100% |
外部リンク | https://www.fout.co.jp/ |
株式会社フリークアウト・ホールディングス(英: FreakOut Holdings,inc.)は、東京都港区六本木に本社を置く、アドテクノロジーを開発・展開するフリークアウト・グループ企業の経営戦略の策定・管理を行う持株会社である。2010年10月1日創業。
概要
2010年10月、ヤフー株式会社の広告事業の開発部長だった本田謙が株式会社フリークアウトを創業。現在本田と共同代表を務める佐藤裕介も2011年に創業メンバーとして合流した。
2011年1月、広告枠を1回表示毎にリアルタイムで自動買付け判断するDSP(デマンドサイドプラットフォーム)をリリース。創業後3年9か月で東証マザーズへ上場した。
シンガポールをはじめ、アジアを中心にグループ会社を設立している。米国にもグループ会社を設立したものの、業務を停止した。
「フリークアウト(freak out)」は英語で「(感情を揺さぶられ)ひどく驚く」という意味であるが、名前の直接の由来はマザーズ・オブ・インヴェンションのアルバム『フリーク・アウト!』である[2]。
沿革
創業
- 2010年10月 - 本田謙が設立。
- 2011年1月 - 国内初のDSP「FreakOut!」(通称:「Red」)をリリース。SSP「Kauli」と国内で最初のRTB取引を開始[3]。本社を六本木に移転。
- 2011年12月 - 本社を南青山に移転。
- 2011年7月 - Googleが提供するウェブサイト計測サービスGoogle Analyticsと連携を開始[4]。
- 2012年4月 - アメリカ合衆国ニューヨーク市にFreakOut International, Incを設立。
- 2012年5月 - 本社を神宮前に移転。
- 2013年3月 - ヤフー子会社であるYJキャピタルに対して5億円の増資を実施[5]。
- 2013年10月 - シンガポールにFREAKOUT ASIA PACIFIC, LTDを設立。
- 2014年4月 - 本社を六本木ヒルズに移転。
- 2014年6月 - 東京証券取引所マザーズに上場。
- 2014年8月 - はてなと共同して広告主をブランド毀損から守るアドベリフィケーションサービス「BrandSafe はてな」を開始[6]。
- 2015年4月 - アドビ システムズが提供する「Adobe Audience Manager」と連携を開始[7]。業績低迷のためFreakOut International, Inc(米国)の営業を停止[8]。
- 2016年1月 - M.T.Burn株式会社の株式の50.49%をLINE株式会社に譲渡[9]。
- 2016年8月 - トレーディングデスク事業を展開する電子広告社(現:デジタリフト)の一部株式を取得し(54.1%)、連結子会社化[10]。
- 2017年1月 - 持株会社体制へ移行するべく、会社分割(新設分割)を実施。商号を「株式会社フリークアウト・ホールディングス」へと変更するとともに、100%子会社「株式会社フリークアウト」を新設[11]。
- 2018年12月 - 伊藤忠商事と資本業務提携。
- 2019年10月 - 子会社のインティメート・マージャーが東京証券取引所マザーズに上場。
- 2020年11月 - インティメート・マージャーの一部保有株式を売却し、子会社から持分法適用関連会社に変更[12]。
- 2021年9月 - 子会社のデジタリフトが東京証券取引所マザーズに上場。一部保有株式を売却し、子会社から持分法適用関連会社に変更。
脚注
- ^ コーポレート・ガバナンス - 株式会社フリークアウト・ホールディングス
- ^ 本田謙・フリークアウトCEO「最新のアドテクで2度目の起業に成功、創業から3年余で上場を実現」(日経BP、2014年9月25日)
- ^ 国内でもリアルタイム入札が可能なディスプレイ広告のプラットフォームにFreakOutが参入(TechCrunch Japan、2011年1月12日)
- ^ 国産DSP「FreakOut!」が Google Analytics と連携(Attribution.jp、2011年7月19日)
- ^ NEWS: DSPのFreakOut、ヤフー投資子会社から5億円の資金調達(ExchangeWire Japan、2013年3月11日)
- ^ はてな、フリークアウトとアドベリフィケーション機能「BrandSafe はてな」を共同開発。 DSP「FreakOut」に搭載し、広告主のブランド保護に貢献(はてなプレスリリース、2014年8月19日)
- ^ 国内初!フリークアウトDSP/DMPがアドビのオーディエンス管理ソリューション「Adobe Audience Manager」と連携(PR PRESS、2016年4月9日)
- ^ フリークアウトが米広告子会社の事業を休止、業績低迷で(不景気.com、2015年4月20日)
- ^ フリークアウト子会社 M.T.Burn株式会社がLINE株式会社と資本業務提携契約の締結に合意、LINE広告プラットフォーム事業を共同運営へ(PR PRESS、2016年1月28日)
- ^ フリークアウト、電子広告社を株式追加取得により連結子会社化(M&Aニュース、2016年7月29日)
- ^ 新体制のご挨拶(株式会社フリークアウト・ホールディングス、2017年1月4日)
- ^ 特定子会社の異動(株式譲渡)及び特別利益計上のお知らせ(株式会社フリークアウト・ホールディングス、2020年11月16日)
関連項目
- 田口千晶(元社員、モデル、女優)
外部リンク