ヒョウモンドジョウ

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ヒョウモンドジョウ
保全状況評価
情報不足環境省レッドリスト
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
上目 : 骨鰾上目 Ostariophysi
: コイ目 Cypriniformes
上科 : ドジョウ上科 Cobitoidea
: ドジョウ科 Cobitidae
: ドジョウ属 Misgurnus
: ヒョウモンドジョウ Misgurnus sp.OK
学名
Misgurnus sp.OK
和名
ヒョウモンドジョウ(豹紋泥鰌)     

ヒョウモンドジョウ(豹紋泥鰌、Misgurnus sp.OK)は小型のドジョウ科である。

ヒョウモンドジョウは琉球列島にのみ生息する固有種2010年には沖縄島で報告され、2017年標準和名が提唱された。遺伝的多様性が低いことが確認されている。土地開発河川改修になどにより、保存状態は極めて悪いと推測され、沖縄県では絶滅危惧ⅠA類指定となっているほか、2020年には沖縄県指定希少野生動物に指定され、無許可の採集が禁止された。 [1][2]

分布

沖縄島八重山諸島石垣島与那国島の、や、水路水田などの浅い湿地に生息する。詳しい分布域は不明である。[3]

形質

全長8~12㎝。ドジョウによく似ており、体形は太い短く、体高が大きい。口ひげはドジョウよりやや長い。体の表面に眼径より大きな暗色斑点が分布する。胸鰭骨質板状で大きい。 [3]

脚注

  1. ^ https://churashima.okinawa/ocrc/marine_organisms/report/1623302146/ 一般財団法人沖縄美ら島財団
  2. ^ https://zukan.com/fish/internal34767 web魚図鑑 キタドジョウ
  3. ^ a b 細谷和海 『増補改訂 日本の淡水魚』 山と渓谷社 178貢