ドガース
ドガース | |
---|---|
基礎データ | |
英語名 | Koffing |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | マタドガス |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | どくガスポケモン |
タイプ | どく |
高さ | 0.6m |
重さ | 1.0kg |
特性 | ふゆう |
ドガースは、ポケットモンスターシリーズに登場する1025種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。
特徴
人類の生み出した廃棄物質から生まれたポケモンの一つ。兵器工場の毒ガス貯蔵倉庫で最初に発見された。風船状の形をしていて、排ガスや毒ガスなどを詰め込むことで身体を形成している。近づくと体が透けて体内で猛毒のガスが渦巻いている様子が分かるが、臭い。
腹にはドクロマークのような模様があり、この模様は映画『ミュウツーの逆襲』の冒頭に出てくる海賊トレーナーのバンダナの模様や、『ポケモン不思議のダンジョン』のチームフラッグにも使われている。また、『青』では腹にあるドクロの模様が額にあった。後にも先にもこのデザインが使われたのはこの一度だけである。
ゲームでのドガース
本編では、ほとんどのバージョンで捕獲可能であり、また、敵トレーナーの手持ちとしてもしばしば目にする。中でも「りかけいのおとこ」や「ロケットだんいん」「かじばドロボウ」「ぼうそうぞく」といった怪しげな面々や「ニンジャごっこ」が使用することが多い。出現率はベトベターと相反することが多く、ベトベターの出やすいバージョンでは出にくくなっている。
能力は「ぼうぎょ」のステータスに優れるが、それ以外は総じて低い。
『ルビー・サファイア』以降よりじめんタイプの技を無力化するとくせい「ふゆう」を備えるまでは、コイルやレアコイルと同様、浮遊しているにも関わらずじめんタイプの技を受けた。
外伝作品でのドガース
『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』ではアイテム「モンスターボール」で出現するポケモンの一匹として登場。登場と同時に「どくガス」を周囲に放出して、ガスに触れた敵プレイヤーを巻き込んでダメージを与える。続編『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では登場せず、同じ能力を持つポケモンは進化形であるマタドガスに変更されている。
『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』では、悪役であるチーム「ドクローズ」の一員として登場。プロローグから登場し、相棒であるズバットとともにストーリー上初めてのボス敵となる。基本的にはリーダーであるスカタンクの腰巾着だが、イベントシーンではスカタンクといっしょに悪臭の毒ガスを放つ「どくガススペシャルコンボ」という技を披露している。
アニメでのドガース
ロケット団のコジロウの手持ちポケモンとして登場。コジロウ (アニメポケットモンスター)#無印編から登場したポケモンを参照。
ポケモンカードでのドガース
第1弾から登場。他の毒ポケモンと同様、初期発行分は草、現行のものは超に分類されている。
第1弾のものは、コインを投げて表でも裏でも効果を与える珍しい技を持つ。ジム拡張第2弾「闇からの挑戦」にはキョウのドガースLv.10として収録された。
漫画でのドガース
『ポケットモンスターSPECIAL』ではキョウが所持。スオウ島での決戦では、体から吐き出す毒ガスが意外な形で役に立った。