富山産業展示館
テクノホール (富山産業展示館) | |
---|---|
情報 | |
用途 | 展示会、各種イベント、コンサート、会議・講演会等 |
設計者 | 三四五建築研究所 |
事業主体 | 一般財団法人 富山産業展示館 |
構造形式 | 鉄骨造り、外装全面アルミパネル張、ステンレス屋根 |
敷地面積 | 22,295 m² |
建築面積 | 7,077 m² |
延床面積 | 7,906 m² |
階数 | 地上2階 |
竣工 | 1983年(昭和58年)8月 |
所在地 |
〒939-8224 富山県富山市友杉1682番地 |
座標 | 北緯36度38分26.4秒 東経137度11分49.9秒 / 北緯36.640667度 東経137.197194度座標: 北緯36度38分26.4秒 東経137度11分49.9秒 / 北緯36.640667度 東経137.197194度 |
テクノホール(富山産業展示館)は、富山県富山市友杉にある総合コンベンション施設並びにイベントホール。一般財団法人富山産業展示館が運営している。県西部の高岡市に「高岡テクノドーム(富山県産業創造センター)」があり、混同を避けるために「富山テクノホール」を用いられることが多い。
概要
富山県置県100周年を記念し、1983年(昭和58年)8月に竣工した展示館で、館内は、屋内・屋外大展示場があり、国際見本市、物産展示会、新車・中古車の展示販売、シンポジウム、プロレスやプロボクシング、コンサートなどの興行など多岐に渡り利用されている。
2015年(平成27年)現在、同隣接地に同規模の第2展示場の増築工事が進められている。
施設
- 1階
- ロビーエントランス
- 大展示場 - 広さ 3,363m2(約1,000坪)、天井高 12m(一部18m)
- 3分割での使用が可能
- 常設展示スペース - 広さ 120m2
- 富山県内市町村の特産品等の紹介
- 主催者室 - 3室
- 倉庫
- 事務室
- レストラン
- 2階
- 会議室(大商談室) - 広さ 300m2
- 商談室(小会議室) - 3室
- 応接室
- 控室
- 屋外
- 屋外展示場 - 920m2
- 駐車場 450台
- 休館日 12月29日〜翌年1月3日まで
新展示場の増築
テクノホールや高岡テクノドームが建設された当時は先進的な施設であったが、その後近隣の県では大規模な同様の施設の整備が行われていった。また、最近の大規模なイベントでは近隣の施設を利用し、2会場開催とするなど同ホールだけでは手狭になっており、競争力の低下が叫ばれてきた。このため、今後新たな大規模イベントの開催を誘致するためには新設または増設の必要性があった。そこで西側の隣接地で、移転した富山県消防学校跡地16,318m2を利用し増築することとし、現在の敷地と合わせ約41,000m2となる敷地に、延床面積約6,000m2の建物を建設、そこに新たに約3,640m2の第2展示場を設け、現在の大展示場と合わせ約2倍の7,000m2とすることとなった[1]。両展示場の間には、新たにホワイエと出入り口を設け繋ぐ予定で、これにより大規模なイベントも、また同日に別々のイベントも行うことも可能になる。これに合わせ駐車場も700台分に増設される。なお完成は、2017年(平成29年)度後半供用の見込みで、総事業費は約41億円の予定である。
主な予定施設
- 新(第2)展示場 - 約3,640m2(南北92.7m、東西39.2m)
- 2カ所に稼働壁を設け1/4、1/2、3/4での分割使用が可能
- 高さ9mの天井には吸音効果と落ち着いた空間の演出も兼ねる幕を設置する。
- ホワイエ - 約1,090m2
- 展示・商談ブースの設置が可能なほか、休憩スペースを設置
- 商談室 5室
- 内3室は一体での使用可能
- 控室
交通アクセス
- 北陸自動車道富山ICより自動車で約5分。
- 富山きときと空港より徒歩で約10分、自動車で約3分。
- JR・あいの風とやま鉄道富山駅南口より富山地方鉄道路線バスで約25分、自動車・タクシー で約15分(イベント開催時には臨時バスが運行されることがある)。
周辺
脚注
- ^ 「ビジネス発信基地へ テクノホール増築 知事に報告書」北日本新聞webun 2014年3月12日