サンウェイ・モノレール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Bcxfubot (会話 | 投稿記録) による 2022年2月15日 (火) 22:55個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (外部リンクの修正 http:// -> https:// (www.mlit.go.jp) (Botによる編集))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

サンウェイ・モノレール
(サントレック2000)
基本情報
マレーシアの旗 マレーシア
所在地 セランゴール州プタリン・ジャヤサンウェイ市英語版
種類 跨座式モノレール(鋼製軌道)
開業 2000年
廃止 2007年現在廃止
詳細情報
総延長距離 3.2 km
路線数 1(環状線)
1(支線)
駅数 3駅
保有車両数 2編成
テンプレートを表示

サンウェイ・モノレールマレー語: Sunway Monorail)は、マレーシアの首都であるクアラルンプールの西側にある、セランゴール州プタリン・ジャヤサンウェイ市英語版付近にて、かつて運行されていたモノレール・システムである。サントレック2000 (SunTREK 2000) とも呼ばれていた[1][2]

当システムは、サンウェイ市周辺の3つのを1本の環状線で結んでおり、ゲンティン・モノレールに続いてマレーシアにて運行された2番目のモノレール・システム、かつマレーシア初の公共モノレールであり、クアラルンプール・モノレールが運行開始される3年前の2000年に開業した。

路線および鉄道車両

当モノレールは、サンウェイ・ラグーンウォーターテーマパークを囲む、延長3kmの鋼製軌道を持つ環状線システムに沿って主に運行されており、環状線の北側および西側にある3つの主要な場所に停車していた。

モノレール・システムは、イギリス機関車製造会社であるセヴァーン=ラムによって製造された列車の車両を使用した、5両編成のSL5列車2編成にて運行されていた。総建設費用は、約1,000万USドルであった。

拡張、閉鎖および復活の可能性

サンウェイ・モノレール・システムは、翌年のさらなる拡張を支援することを目的としていた。計画では、3本の環状線全てで駅間を相互接続するために、既設の1本に加えて2本の追加環状線を建設することであったが、計画はいずれも実現されなかった。

当システムは開業後、数年以内に運行が中断された。当システムが閉鎖されたにもかかわらず、路線ならびに車庫に沿ったトラック部分は、今でも残っている。

2007年に、モノレール連絡線復活の可能性、さらにはKTMコミュータースティア・ジャヤ駅(サンウェイ駅への改称を提案されていた)への連絡に関しての話し合いが行われた[要出典]。2007年11月現在、復活に関するささいなニュースが入手可能である。

当システムは、後年に地域周辺の様々な大学を結ぶ歩道として整備された[要出典]

脚注

  1. ^ マレーシア” (PDF). 国土交通省. p. 26. 2015年2月10日閲覧。
  2. ^ Sunway City Monorail”. Subways.net. 2015年2月10日閲覧。

関連項目

外部リンク


座標: 北緯3度4分13.4秒 東経101度36分38秒 / 北緯3.070389度 東経101.61056度 / 3.070389; 101.61056