グラント郡国際空港

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グラント郡国際空港
Grant County International Airport
アメリカ地質調査所による航空写真(1996年7月13日)
連邦航空局の空港図
IATA: MWHICAO: KMWHFAA LID: MWH
概要
空港種別民間
所有者モーゼスレイク港湾局
供給都市ワシントン州グラント郡モーゼスレイク市
標高1,189 ft / 362 m
座標北緯47度12分31秒 西経119度19分09秒 / 北緯47.20861度 西経119.31917度 / 47.20861; -119.31917
地図
グラント郡国際空港の位置(ワシントン州内)
グラント郡国際空港
グラント郡国際空港
滑走路
方向 全長 表面
ft m
14L/32R 13,503 4,116 x 61 舗装
4/22 10,000 3,048 x 30 舗装
9/27 4,500 1,067 x 27 舗装
18/36 3,327 1,014 x 23 舗装
14R/32L 2,937 895 x 23 舗装
統計 (2008)
発着数69,940
定置機43

グラント郡国際空港(グラントぐんこくさいくうこう、Grant County International Airport)は、アメリカ合衆国ワシントン州グラント郡モーゼスレイク市 にある空港である。モーゼスレイク港湾局が管理している[1]

アメリカの空港の中で最長の滑走路を有する空港のうちの1つで、滑走路長は1万3500フィート(4,100m)である。

1966年までは、アメリカ空軍のラーソン基地として運用していた[2]。本空港からの旅客便運航は2010年6月8日を最後に行なわれていない[3]

概要

1,902ヘクタール(4,700エーカー)の敷地に長さ4,115メートル(1万3,500フィート)の滑走路を有し、アメリカでも最大級の空港の1つである。モーゼスレイク市はワシントン州の中央、カスケード山脈の東側に位置しており、飛行に適した気候で知られている。

NASAのスペースシャトルの代替着陸空港に指定されている[4]

2006年9月1日限りで、補助金の助成を受けてビッグスカイ航空が運航していたボイシポートランドへの路線は運航終了となった。

かつて日本航空が、40年間にわたりボーイング747の操縦訓練施設を設けていたが、2009年3月に閉鎖された[5]

また、アメリカ空軍ボーイングの試験用施設としても使用される。当空港への発着機のほとんどは、ゼネラル・アビエーションか軍用機である。

ビッグベンド・コミュニティカレッジのメインキャンパスは、この空港があることが理由で設けられている。

2016年よりMRJのアメリカでの飛行試験が行われる予定である。 [6]

空港施設

当空港は海抜362メートル(1,189フィート)の位置で1,882ヘクタール(4,650エーカー)の面積を有し、5つの滑走路が設けられている[1]

滑走路のうち、滑走路14L/32Rと滑走路4/22はアスファルトとコンクリートの併用舗装、滑走路18/36はアスファルト用舗装、滑走路09/27と滑走路14R/32Lはコンクリート舗装である。

2008年末の時点で、年間離着陸回数は69,940回で、1日平均では191回の離着陸回数となる。内訳は、ゼネラル・アビエーションが56%, 軍用機が33%, 定期便が8%、チャーター便が3%である。当時、当空港を拠点とする航空機は43機あり、単発機が74%、双発機が19%、ジェット機が7%である[1]

脚注

外部リンク