ブロモクロロメタン
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ブロモクロロメタン | |
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ブロモクロロメタン | |
別称 モノクロロモノブロモメタン, ブロモ(クロロ)メタン, 臭化クロロメチル, メチレンクロロブロマイド, メチレンブロモクロライド, Borothene, ハロン1011, BCM, CBM, UN 1887 | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 74-97-5 |
PubChem | 6333 |
EC番号 | 200-826-3 |
KEGG | C02661 |
ChEBI | |
RTECS番号 | PA5250000 |
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特性 | |
化学式 | CH2BrCl |
モル質量 | 129.38 g/mol |
外観 | 無色から黄色の液体。クロロホルムのような臭気。 |
密度 | 1.9344 g/cm3 at 20 °C |
融点 |
-86.5 °C |
沸点 |
68.1 °C |
水への溶解度 | 16.7 g/l |
蒸気圧 | 15.6 kPa at 20 °C |
危険性 | |
Rフレーズ | R37, R38, R41, R59 |
Sフレーズ | S26, S39, S59 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ブロモクロロメタン(Bromochloromethane)は、化学式がCH2BrClのハロメタンの一つ。一塩化一臭化メタン、ハロン1011、CB液などとも呼ばれる。密度が大きく、粘度は小さい。屈折率は1.4808。
消火剤に使われていたが、その毒性の為に1970年代までに使用されなくなり、後にオゾン破壊係数のため「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」(Eleventh Meeting of the Parties for the Montreal Protocol on Substances that Deplete the Ozone Layer)に基づき2002年1月1日より製造が禁止された。
生物学的には加水分解酵素の一つ、アルキルハライダーゼによって分解される。