キア・ヴェンガ

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キア・ヴェンガ/ヒュンダイ・ix20
キア・ヴェンガ
ヒュンダイ・ix20
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5-door MPV
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 1.4L、1.6L、1.4 CRDi、1.6 CRDi
変速機 5MT、6MT、4AT
車両寸法
ホイールベース 2,615mm
全長 4,068mm
全幅 1,765mm
全高 1,600mm
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ヴェンガVenga )は起亜自動車ヨーロッパで販売しているBセグメントMPV(日本で言うところのトールワゴン)である。現代自動車からも姉妹車がヒュンダイ・ix20Hyundai ix20 )の車名で登場している。

概要

2009年秋のフランクフルトモーターショーにて発表され[1]、同年11月から生産が開始された[2]。同年春のジュネーヴモーターショーで出展されたNo.3コンセプトの市販モデルにあたる[3]。スタイリングはフランクフルトのヨーロッパデザインチームによって手がけられ、キアの新しいトレードマークであるタイガーノーズグリルも採用されている。ヴェンガはドイツiFデザイン賞[4]レッド・ドット・デザイン賞[5]を相次いで受賞している。

2010年9月にはパリモーターショーにて姉妹車のヒュンダイ・ix20が発表され[6]、翌10月から生産が開始された[2]

エンジンはガソリンがガンマエンジン(1.4L、1.6L)、ディーゼルがU2エンジン(1.4L CRDiと1.6L CRDiが2種類ずつ)を採用している。トランスミッションは5速MTと新開発の6速MT、それに4速ATが用意される。プラットフォームをキア・ソウルと共有しており、サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式、リアがツイストビーム式となる[1]

このほか、EV化したコンセプトモデルが2010年のジュネーヴモーターショーで出展されている[7]

ヴェンガ/ix20の生産は当初現代自動車のチェコ・ノショヴィツェ工場にて行われていたが[2]、ヴェンガについては2011年10月に起亜自動車のスロバキアジリナ工場に移管された[8]

脚注

  1. ^ a b Jeremy Korzeniewski (2009年9月17日). “Frankfurt 2009: Kia Venga is nice... and a little Fiesta-riffic to our eyes”. Autoblog. 2010年4月13日閲覧。
  2. ^ a b c General Information of HMMC”. Hyundai Motor Manufacturing Czech. 2011年11月4日閲覧。
  3. ^ Nick Kurczewski. “Kia No. 3 Concept - Auto Shows”. カー・アンド・ドライバー. 2010年4月13日閲覧。
  4. ^ Faye Sunderland (2009年12月7日). “Kia Venga wins design award”. RoadTestReports.co.uk. 2010年4月13日閲覧。
  5. ^ Kia Venga wins red dot design award”. The Auto Channel (2010年3月15日). 2010年4月13日閲覧。
  6. ^ New Hyundai ix20 Small MPV: First Official Photos”. Carscoop (2010年9月13日). 2010年9月14日閲覧。
  7. ^ Kia Venga EV Concept Plugs-In for Geneva”. WorldCarFans.com (2010年3月3日). 2010年4月13日閲覧。
  8. ^ Kia Moves Production of Venga from the Czech Republic to Slovakia”. Carscoop (2011年10月20日). 2010年4月13日閲覧。

外部リンク