ガンドランダー
ガンドランダーシリーズは、バンダイのガシャポンを中心とした玩具企画。SDガンダムの一つである。
概要
ファンタジー風世界観を持つSDガンダムシリーズの一つ。「武者ガンダム」では日本の戦国時代を、「騎士ガンダム」では中世ヨーロッパを、「SDコマンド戦記」では現代・近未来をモデルにしているのに対し、本作は先史時代や古代文明などがモデルとなっている。また、登場するキャラクターの共通の特徴として体の各部に生物的な“角”に見える部位があることがあげられる。一部世界観やクルガンサザバルガなどキャラクターのネーミングを見るに、根幹的なイメージソースは1986年に公開された映画「ハイランダー 悪魔の戦士」である[要出典]。
武者や騎士・戦記の世界とクロスオーバーされているといった情報が一部で流れているが、武者の方にガンドランダー風ガンダムが登場するのみで、武者・騎士・戦記の三作品による共通時系列とガンドランダーに世界観の繋がりがあるかは明言されていない。
武者頑駄無がBB戦士、騎士ガンダムがカードダス、コマンド戦記が元祖SDガンダムで主に展開していたように、本作はガシャポン戦士を中心に展開された。シリーズ中盤からは変形や合体などのギミックを有するものが登場し、これらの技術は後のキャラクター消しゴムにも受け継がれている。
しかし、ストーリーがやや難解な構成であり、読者としては分かり辛い内容となってしまい[要出典]、人気は他シリーズに比べ振るわなかった。コミックボンボン本誌から増刊号のデラックスボンボンへ作者ごとシフトチェンジしたため打ち切りではないが、単行本未収録話は多い。
シリーズ作品
- ガンドランダー 闇の黙示録編(1990年)
- ガンドランダー 魔封の聖剣編(1991年)
- ガンドランダーIII 竜の守護神編(1992年)
- ガンドランダーIV 復活の星勇士編(1993年)
漫画版
『ガンドランダー』のタイトルで、1990年から1993年までデラックスボンボンにて連載。作画は友杉達也が担当。
ボードゲーム
バンダイからパーティージョイWシリーズ7番として『ガンドランダー 闇の黙示録ゲーム』が1990年に発売された。対象年齢8歳以上、2人から4人用。
プレイマットの表裏で「急襲!赤い盗賊団」と「ゴーンドランダー神殿の決闘」という異なるゲームを遊ぶことができる。
関連項目
外部リンク
- 第7話 「短期集中連載!全6ワールド大紹介その3!」 : SDガンダム カードダス20周年 - ガンドランダーワールドの紹介