ウルシカ・ジョルニル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。帯ベスト (会話 | 投稿記録) による 2012年5月7日 (月) 12:51個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎人物)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

獲得メダル

ウルシカ・ジョルニル
獲得メダル
スロベニアの旗 スロベニア
柔道
オリンピック
2004 アテネ 63kg級
世界柔道選手権
2005 カイロ 63kg級
2011 パリ 63kg級

ウルシカ・ジョルニル(Urska Zolnir 1981年10月9日- )はスロベニアジャレツ出身の柔道選手。階級は63kg級。身長173cm[1]

人物

柔道は10歳の時に始めた[2]ヨーロッパジュニアで2度優勝するなど、ジュニアの頃からヨーロッパの大会では活躍していた。2001年には、当時としては珍しい賞金付き大会であるグランプリ・セビリア決勝で谷本歩実を破って優勝した。2004年のアテネオリンピックではスロベニアの柔道選手としては初となる銅メダルを獲得した。2005年の世界選手権でも3位となった。その後2007年と2009年の世界選手権では5位、2008年の北京オリンピックでは7位とメダルを獲得するまでには至らなかったが、2011年の世界選手権では準決勝で上野順恵に敗れたものの、6年ぶりに世界選手権でのメダルを獲得した。

現在はスロベニア軍のスポーツ班に所属している。また、ツェリェに位置しているSankaku柔道クラブの一員でもある[2]

裏投掬い投げなどを得意とするパワフルな選手である。また、十字固をはじめとした寝技も得意にしている。

IJF世界ランキングは1206ポイント獲得で3位(12/5/1現在)。

主な戦績

脚注

外部リンク