ウルシカ・ジョルニル
獲得メダル | ||
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ウルシカ・ジョルニル |
獲得メダル | ||
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スロベニア | ||
柔道 | ||
オリンピック | ||
銅 | 2004 アテネ | 63kg級 |
世界柔道選手権 | ||
銅 | 2005 カイロ | 63kg級 |
銅 | 2011 パリ | 63kg級 |
ウルシカ・ジョルニル(Urska Zolnir 1981年10月9日- )はスロベニアのジャレツ出身の柔道選手。階級は63kg級。身長173cm[1]。
人物
柔道は10歳の時に始めた[2]。ヨーロッパジュニアで2度優勝するなど、ジュニアの頃からヨーロッパの大会では活躍していた。2001年には、当時としては珍しい賞金付き大会であるグランプリ・セビリア決勝で谷本歩実を破って優勝した。2004年のアテネオリンピックではスロベニアの柔道選手としては初となる銅メダルを獲得した。2005年の世界選手権でも3位となった。その後2007年と2009年の世界選手権では5位、2008年の北京オリンピックでは7位とメダルを獲得するまでには至らなかったが、2011年の世界選手権では準決勝で上野順恵に敗れたものの、6年ぶりに世界選手権でのメダルを獲得した。
現在はスロベニア軍のスポーツ班に所属している。また、ツェリェに位置しているSankaku柔道クラブの一員でもある[2]。
裏投や掬い投げなどを得意とするパワフルな選手である。また、十字固をはじめとした寝技も得意にしている。
IJF世界ランキングは1206ポイント獲得で3位(12/5/1現在)。
主な戦績
- 1997年 - ヨーロッパジュニア 優勝
- 1998年 - ワールドユースゲームズ 優勝
- 1999年 - ヨーロッパジュニア 優勝
- 2000年 - ヨーロッパジュニア 3位
- 2001年 - 世界選手権 5位
- 2001年 - グランプリ・セビリア 優勝
- 2003年 - ブルガリア国際 優勝
- 2004年 - アテネオリンピック 3位
- 2005年 - オーストリア国際 優勝
- 2005年 - ドイツ国際 3位
- 2005年 - 世界選手権 3位
- 2006年 - ブルガリア国際 優勝
- 2006年 - ハンガリー国際 優勝
- 2006年 - ドイツ国際 2位
- 2006年 - 福岡国際 3位
- 2007年 - ブルガリア国際 優勝
- 2007年 - ドイツ国際 優勝
- 2007年 - ヨーロッパ選手権 2位
- 2007年 - 世界選手権 5位
- 2008年 - ハンガリー国際 優勝
- 2008年 - ヨーロッパ選手権 3位
- 2008年 - 北京オリンピック 7位
- 2008年 - 嘉納杯 優勝
- 2009年 - グランプリ・チュニス 優勝
- 2009年 - 世界選手権 5位
- 2010年 - グランプリ・チュニス 3位
- 2010年 - ワールドカップ・バーミンガム 優勝
- 2010年 - グランプリ・ロッテルダム 2位
- 2010年 - グランドスラム・東京 5位
- 2011年 - ワールドマスターズ2011 5位
- 2011年 - グランドスラム・パリ 3位
- 2011年 - グランプリ・バクー 2位
- 2011年 - グランドスラム・モスクワ 優勝
- 2011年 - 世界選手権 3位
- 2011年 - グランドスラム・東京 優勝