アルクロメタゾン
IUPAC命名法による物質名 | |
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識別 | |
CAS番号 | 66734-13-2 |
ATCコード | D07AB10 (WHO) S01BA10 (WHO) |
KEGG | D01820 |
別名 | アクロベート® |
化学的データ | |
化学式 | C28H37ClO7 |
分子量 | 521.042 |
アルクロメタゾン(Alclometasone)は、抗炎症薬、痒疹薬、抗アレルギー薬、そして血管収縮薬として合成された糖質コルチコイドである。アクロベート®としてプロピオン酸アルクロメタゾン (Alclometasone Dipropionate) がグラクソ・スミスクライン社から販売されている。
効用
アルクロメタゾンは、リポコルチンの生産を誘発させ、ホスホリパーゼA2を抑制する。アラキドン酸の合成を抑制し、リンパ球からのプロスタグランジン、およびロイコトリエン酸の発生を抑え炎症の誘発を防ぐ。(ヒスタミンを含む。)
処方
アルクロメタゾンのクリームまたは軟膏は、副腎皮質ホルモンを助け、また以下の皮膚炎に効くとされる。
アルクロメタゾンは、皮膚の敏感な部分(顔など)でも使え、1歳以上の小児や老人まで使用される。
禁止事項
以下の場合、アルクロメタゾンは使用できない。
副作用
- 痒み
- 発赤
- 紅斑
- にきび
- 色素脱失症
- 汗疹
- 毛のう炎
- 白色萎縮
- 睫毛乱生症
- 皮膚の再感染
供給
アクロベート®軟膏、クリームには0.05%のアルクロメタゾンが含まれている。