やえやま (掃海艦)

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やえやま
基本情報
建造所 日立造船 神奈川工場
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艦
級名 やえやま型
艦歴
計画 平成元年度計画
発注 1989年
起工 1990年8月30日
進水 1991年8月29日
就役 1993年3月16日
要目
排水量 基準 1,000トン
満載 1,150トン
全長 67.0m
最大幅 11.8m
吃水 3.1m
機関 2軸推進
三菱6NMU-TK-1Cディーゼル × 2基
出力 2,400PS
速力 最大速 14ノット
乗員 63名
兵装 JM-61-M20mm多銃身機銃 × 1基
レーダー OPS-39水上
ソナー QQ-32
AQS-14サイドスキャンソナー
その他 S-8深々度掃海具一式
85式磁気掃海具
71式音響掃海具
S-7機雷処分具2型
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やえやまローマ字JS Yaeyama, MSO-301)は、海上自衛隊掃海艦やえやま型掃海艦の1番艦。艦名は八重山列島に由来する。

艦歴

「やえやま」は、海上自衛隊初の掃海艦である[1]中期防衛力整備計画に基づく平成元年度計画掃海艦301号艦として、日立造船神奈川工場で1990年8月30日に起工され、1991年8月29日に進水、1993年3月16日に就役の後、第2掃海隊群に直轄艦として編入され横須賀配備された。

1993年3月23日第2掃海隊群隷下に第51掃海隊が新編され、同日付で就役した2番艦「つしま」とともに編入。

2000年3月13日、掃海部隊の再編により、掃海隊群が新編され第51掃海隊が掃海隊群隷下に編入。

2016年6月に退役予定[1]

兵装

機雷処分用として、前甲板にJM-61-M20mm多銃身機銃 1基を装備する。

脚注

参考文献

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目