“渚の駅”たてやま

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
“渚の駅”たてやま
地図
地図

“渚の駅”たてやま(なぎさのえきたてやま)は、千葉県館山市にある、交流拠点施設である。2012年(平成24年)3月25日の開業と同時に、館山港一帯をみなとオアシスとして登録していて[1]みなとオアシス“渚の駅”たてやまの代表施設である。

解説[編集]

2009年4月に千葉県から館山市へ委譲された館山市立博物館分館「渚の博物館」(旧:千葉県立安房博物館)を中心とした施設で[2]、小規模な水族館展望台が併設されている。

所在地[編集]

千葉県館山市館山1564-1

施設[編集]

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

渚の博物館[編集]

2011年2月5日開館。千葉県立安房博物館から委譲された、房総半島で行われてきた漁業に関する資料を展示している[2]

内部にミュージアムショップ「KIRAたて山」を併設[3]

2015年12月25日に館山ふるさと大使であるさかなクン名誉駅長に就任し、これに伴い「さかなクンギャラリー」が開設した[3]

北緯34度59分23.1秒 東経139度51分16.9秒座標: 北緯34度59分23.1秒 東経139度51分16.9秒

海辺の広場[編集]

館山湾に生息する約70種[4]の生物を展示する水族館。貝やロープなどを使った工作教室「渚の教室」が定期的に開かれている[3]。小児限定で魚の餌やり体験も行われている[5]

海辺の広場・展望デッキ・地図

商業施設棟[編集]

海のマルシェたてやま[編集]

商業施設棟1階にある、地元の野菜魚介類などを取扱う直売店[6][注釈 1]

館山なぎさ食堂[編集]

商業施設棟2階にある、新鮮な農水産物が味わえるレストラン。1階「海のマルシェたてやま」で販売される新鮮な地元食材を使った料理が提供される[6]

展望デッキ[編集]

施設屋上に位置する、館山湾を一望するウッドデッキスペース[4]。テーブルやベンチが用意され、飲食も可能[4][7]

館山港多目的観光桟橋[編集]

2010年4月25日竣工[8]。長さ500m[9]におよぶ日本最長の道路桟橋で、大型客船などが発着する[4]。愛称は館山夕日桟橋(2012年4月決定)[10]

館山港多目的観光桟橋・地図

アクセス[編集]

周辺[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ “渚の駅”たてやま オープンしました。
  2. ^ a b c d 渚の博物館(館山市立博物館分館)のご案内”. 館山市 (2012年5月6日). 2013年1月19日閲覧。
  3. ^ a b c “渚の駅”たてやまについて”. 館山市 (2012年12月28日). 2013年1月19日閲覧。
  4. ^ a b c d みなとオアシス”渚の駅”たてやま OPEN”. たてやまGENKIナビ. 2013年1月19日閲覧。
  5. ^ 海辺の広場”. 館山市 (2012年8月24日). 2013年1月19日閲覧。
  6. ^ a b 商業施設棟(飲食・物販)”. 館山市 (2016年11月24日). 2017年4月29日閲覧。
  7. ^ “渚の駅”たてやま 展望デッキで過ごしてみませんか”. 館山市 (2012年8月23日). 2013年1月19日閲覧。
  8. ^ 4月25日館山港多目的観光桟橋オープン!!”. 館山市観光協会. 2013年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月19日閲覧。
  9. ^ 館山夕日桟橋について”. 館山市 (2016年4月21日). 2017年4月29日閲覧。
  10. ^ 「館山港多目的観光桟橋」の愛称が決定”. 館山市 (2012年4月26日). 2013年1月19日閲覧。

注釈[編集]

  1. ^ 館山市のホームページでは「海のマルシェたてやま」や「海のマルシェたてやま!!」、「海のマルシェたてやま!!」など複数の表記がなされているが、同一の施設を指している。商業施設棟の看板には「海のマルシェたてやま!!」と表記されているが、館山市のホームページ内「商業施設棟(飲食・物販)」では「海のマルシェたてやま」と表記されていることから、ここでは「海のマルシェたてやま」と表記している。

外部リンク[編集]