たこさんウィンナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。203.133.132.178 (会話) による 2021年9月5日 (日) 09:47個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎関連項目)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

たこさんウインナー

たこさんウィンナーとは、ウィンナーソーセージの片方の端に切れ込みを入れた飾り切りである。日本尚道子により考案された[1]。上部が丸く、下部が広がったこの形状がタコに似ているためこう呼ばれる。「タコさんウインナー」はプリマハムが有する登録商標[2]である。

概要

小型のソーセージやソーセージ風製品の片方の端にいくつかの切れ込みを入れた後、炒めたりして加熱したソーセージの皮の部分が収縮することにより、切れ込み同士が花のようにめくれながら開いて離れる。予め切り込みを入れた商品も販売されている[注 1]。必ずしも実際のタコのように足を8本形成する必要はない。

タコに似た赤色のソーセージが用いられることが多く[3]、日本では愛らしさを演出するため子ども向けの自家製弁当などによく使用される。

飾り切りなどを用いた同様の食材の加工法には以下のものがある。

  • カニ(ウィンナー)
  • ウサギ(リンゴ
  • ひよこ(ゆで卵
  • 花(ラディッシュなど)

脚注

注釈

  1. ^ 例えば、プリマハム製造の「タコさんウインナー」など

出典

  1. ^ もり, ひろし (2014年4月15日). “キャラ弁から大根おろしアートへの道 デコレーション料理の現代史”. 日経ビジネスオンライン. 2015年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月4日閲覧。
  2. ^ 日本第5120436号
  3. ^ ワインのおつまみ読本枻出版社〈食の教科書〉、2010年。ISBN 978-4-7779-1752-5全国書誌番号:21830233https://books.google.co.jp/books?id=BITLRYgiCqkC&printsec=frontcover 

関連項目

外部リンク