Tri barrel

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Tri barrel(トライバレル)は、スタジオ・ミュージシャンである尾崎博志(ペダル・スティール・ギタードブロ・ギター古橋一晃ギター)、河合徹三(ベースマンドリン)の3人で構成される器楽曲音楽ユニット[1]

略歴[編集]

ディスコグラフィー[編集]

2013年6月、カントリー・ミュージックブルーグラスジャズなどのカバー曲とオリジナル6曲から構成される1stアルバム『うたのかけら』をリリース。2022年6月に2ndアルバムリリース決定。

収録曲[編集]

  1. The Night Rider / Jimmy Bryant 
  2. 風の通りみち / 尾崎博志
  3. Blues For Dixie / .O.W.Mayo
  4. Bluesette / Toots Thielemans
  5. Noe / 河合徹三
  6. Honey Fingers / Clay Allen/Leon Rhodes
  7. FUKU-MAME / 河合徹三
  8. 陽のあたるところへ / 古橋一晃
  9. 薄青山脈[うすあおやまなみ] / 河合徹三
  10. killer Joe / Benny Golson
  11. Snuff Queen / Russ Hicks
  12. Stealin' Corn / Norman D.Hamlet/ Ruy Nichols
  13. 詩のかけら / 河合徹三

ライブ[編集]

Tri barrelは定期的にライブを行なっており、最近ではライブ時に漢字1文字のお題を聴衆から募り、次回ライブのテーマとするのを恒例としている。テーマに因んだ曲をメンバー3人各々が持ち寄り、Tri barrelの編曲として、流行歌から、フォークソングジャズファンク映画音楽など、幅広い曲が聴けるのも、Tri barrelのライブならではの楽しみとなっている。

オリジナル曲にサザン・ロック、とりわけスワンプ・ロック色の強い楽曲『FUKUMAME』(河合作曲)があり、節分の時期の"豆まきライブ"が結成年より恒例となっている。ラストの本曲が終わると聴衆はステージの3人めがけて、豆まきが出来る。鬼の面を被りスワンプ・ロックを弾き上げる、3人の超絶技巧の職人技の迫力は見事であり、ライブ後の豆だらけのステージも目を引く。

3人編成のバンドだが、数多くの楽器がステージに並ぶ。アコースティック・ギターエレクトリック・ギターペダル・スティール・ギターリゾネーター・ギタードブロ・ギターコントラバスエレクトリックベースマンドリン、ウクレレベース、ハーモニカバウロン等。一曲の中で全員が持ち替える『大道芸』(メンバー3人曰く)の様な楽曲もあり、巧みに楽器を操る技術に、音楽家、楽器・音楽に詳しいファンも多い。

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ Acoustic Guitar World ギタリストインタビュー〜I/GO倶楽部”. www.aco-world.com. 2022年4月4日閲覧。