The band

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
the band
GOING UNDER GROUNDシングル
初出アルバム『Out Of Blue
リリース
ジャンル ロック
レーベル Youth Records
プロデュース GOING UNDER GROUND
橋口靖正
GOING UNDER GROUND シングル 年表
もう夢は見ないことにした/Soul train
(2015年)
the band
(2016年)
超新星/よそもの
(2017年)
ミュージックビデオ
the band - YouTube
テンプレートを表示
映像外部リンク
「the band」trailer

the band」は、GOING UNDER GROUNDのシングル。Youth Recordsより2016年5月11日発売。

概要[編集]

通算28枚目のシングル。2016年1月に新たに所属した事務所である1994のレーベルYouth Recordsからインディーズでの発売(流通はスペースシャワーネットワーク)。2015年1月の河野丈洋の脱退以降、3人体制になって初めての全国流通作品となった[1]。前作に引き続き、橋口靖正との共同プロデュース作品。

ボーカルの松本素生は「自分たち自身が〈やったぜ、これ出来た!〉というものが出来なかったら、もう辞めようと。ただ他人から〈良い曲だね〉と言われるものでは意味がない」という覚悟で本作の制作に臨んだと語っており[2]、本曲を制作し「やっと次のフェーズに入った」という手応えを持ったという[3]

本作の制作から次作のアルバム『Out Of Blue』の制作までを追ったドキュメンタリーフィルムDVD「the band〜記録と記憶〜」が2016年9月19日にライブ会場と特設サイトで発売された[4]

収録曲[編集]

  1. the band
    (作詞・作曲:松本素生
    キーボードの入った楽曲を長く制作していたためこの楽曲にも当初はキーボードのトラックを入れていたが、「自分たちが作ってきた〈型〉を破れていなかった」という松本の提案で削除された[2]
    歌詞の制作は当時松本が店長を務めていた渋谷の飲食店「BAR天竺」[5]の営業中に行われた[2]。松本は「“the band”の歌詞に、〈窓ガラス割れないやつが教室で組んだバンド〉という一節があるんですけど、ずっとそっち側に自分はいると思っている」と語っている[2]
    MVの監督はドキュメンタリーフィルム「the band〜記録と記憶〜」と同じく瀬川功仁が手掛けている。
  2. Driffting Drive
    (作詞・作曲:松本素生)
  3. Masterpiece Medley live recording at midnight AM2:21 in bar TENJIKU
    「同じ月を見てた」「STAND BY ME」「グラフティー」「ランブル」「orion」「かよわきエナジー」「トワイライト」「東京」の弾き語りメドレー。松本が「BAR天竺」に機材を持ち込み一発録りで録音された[6]

収録アルバム[編集]

the band

Driffting Drive

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ GOING UNDER GROUND、新体制初の全国流通盤に弾き語り音源も”. 音楽ナタリー (2016年3月5日). 2022年2月26日閲覧。
  2. ^ a b c d GOING UNDER GROUND、会心の再スタート! 俺は俺のやり方で間違いを正解にする―松本素生が見つけた〈全肯定〉のロック”. Mikiki (2016年5月16日). 2022年2月26日閲覧。
  3. ^ 【GOING UNDER GROUND】バンドを始めた当時の自分に“どうだ!”って言えるアルバム。”. OKMusic (2016年8月20日). 2022年2月26日閲覧。
  4. ^ GOING UNDER GROUND、バンドの記録と記憶をたどるドキュメンタリーDVDを発売”. SPICE エンタメ特化型情報メディアスパイス (2016年8月13日). 2022年2月26日閲覧。
  5. ^ <庄司信也×松本素生>ここは渋谷二丁目。「Bar天竺」って知ってる?”. ミーティア (2017年1月18日). 2022年2月26日閲覧。
  6. ^ GOING UNDER GROUND 松本素生がONE SONGに登場!”. Rock is (2016年5月17日). 2022年2月26日閲覧。