TOKYO'S FINEST

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TOKYO'S FINEST
ZEEBRAスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ヒップホップ
時間
レーベル ポニーキャニオン
チャート最高順位
ZEEBRA アルバム 年表
THE FIRST STRUGGLE
2002年
TOKYO'S FINEST
2003年
The New Beginning
2006年
『TOKYO'S FINEST』収録のシングル
  1. BIG BIG MONEY feat. HIRO
    リリース: 2003年1月22日
  2. SUPATECH (what's my name?)
    リリース: 2003年4月23日
  3. Perfect Queen
    リリース: 2003年7月30日
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TOKYO'S FINEST』(トウキョウズ・ファインスト)は、ZEEBRAの3枚目のアルバム

BASED ON A TRUE STORY』から約3年3ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。タイトルにあるTOKYO(東京)を描いた作品。前年ZEEBRAと今井了介で結成されたプロデュースユニット・FIRSTKLASの活動の流れも引き継いだアルバムでもあり、プロデュースで参加している他、SUITE CHICを通じて共演した安室奈美恵など、ラッパーからシンガーまでたくさんのアーティストが楽曲参加している。

内容

これまでのハードコアな作品と違いポップなものやR&Bテイストを取り入れた楽曲が多く、これに対しZeebraはヒップホップはストリートだけじゃないということを表現したかったとインタビューで述べている[要出典]

Zeebraが元々ブレイクダンスからヒップホップに入っていったという経歴から、ヒップホップのダンス・ミュージックとしてのあり方を今回のアルバムでは意識したという。R&Bの曲にフィーチャリングで参加した際の周りの感想を受け、自身のアルバムでもやってみたという。ダンス・ミュージックとしての側面がなくなってしまうとアカデミックなだけになり、悪いイメージになってしまうとZeebraはこの時危惧しており、2002年に再結成したキングギドラの活動でハードな方向に片寄った事も背景にあり、本作では意識的に反対方向に進んでみたという。リスナーの聴きやすさも考慮し、男向けの曲、女向けの曲、両方向けの曲などのバランスも考えたという[1]

収録曲

  1. Intro
  2. Touch the sky
    • Produced by FIRSTKLAS
    「Totch the sky」のPVがMTV Video Music Awards Japan 2004にて最優秀ヒップホップビデオ賞を受賞。
  3. ウィークエンド feat.MIHO BROWN,Tyler
    • Produced by FIRSTKLAS
  4. SUPATECH(what's my name?)
    • Produced by D-Originu for T.O.P
  5. Teenage Love
    • Produced by SUBZERO for 確変プロダクション
  6. The System
  7. 東京's Finest feat.BIG-O
    • Produced by INOVADER for UBG
    SHAKKAZOMBIEのメンバーであるBIG-Oが参加。Zeebraのラジオ番組にSHAKKAZOMBIEがゲストで来た時に「一緒にやって下さい」というリクエストのFAXがきっかけで共演が実現した[1]
  8. Perfect Queen
    • Produced by FIRSTKLAS
  9. 男たちの蛮歌 feat.OJ&ST,KM-MARKIT,UZI
  10. BIG BIG MONEY feat. HIRO
    • Produced by FIRSTKLAS
  11. burnitup feat.FIRE BALL
    • Produced by TC Movements
  12. AFTER PARTY feat.安室奈美恵
    • Produced by FIRSTKLAS
    Zeebraが客演としても参加したSUITE CHICの「GOOD LIFE」の続編みたいな感じと本人がコメントしている。初めて聴こえるか聴こえないか位の小さな声でラップをしたという[1]
  13. GOLDEN MIC(REMIX) feat.KASHI DA HANDSOME,AI,童子-T,般若
    DJ MASTERKEYの「GOLDEN MIC feat. ZEEBRA」のリミックス・ヴァージョンである。

脚注

  1. ^ a b c ZEEBRA (19 September 2003). "ダンスミュージックとしてのヒップホップへの意識『TOKYO'S FINEST』" (Interview). Interviewed by 大野貴史. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2020年8月21日閲覧 {{cite interview}}: 名無し引数「BARKS」は無視されます。 (説明)