Roadrunner

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ロードランナーの一部

Roadrunner(ロードランナー)とは、ニューメキシコ州ロスアラモス国立研究所に設置された、アメリカ合衆国エネルギー省が保有するスーパーコンピューターの一つ。1億3300万アメリカ合衆国ドル(2009年末の円-ドル外国為替相場の換算で118億円程度)でピーク性能1.7PFLOPSを目途として設計され、IBMによって約1.3PFLOPS(2009年11月現在)のシステムが構築された。

2008年6月のTOP500ランキングにおいて、2位の「Blue Gene/L」(478.2TFLOPS)を大きく引き離す1.026PFLOPSを記録し、ベンチマークソフトLINPACKを実行できないため、TOP500ランキングには入らない理研MDGRAPE-3を除いて、最初に1PFLOPSを超える性能を実現した。2008年6月から2009年6月までTOP500ランキングにおいて1位となっていたが、2009年11月のランキングではJaguarに抜かれて2位となった。[1]

目次

[編集] 概要

米エネルギー省は、現在備蓄している核兵器を安全・確実に保持する核兵器保全管理計画を進めており、核兵器の安全性・信頼性評価シミュレーションを目的としてRoadrunnerの建設に着手した。その他にも、天文学、遺伝子、気候変動の解析などを利用目的としている。 1.8GHzデュアルコアOpteron6,912個と、浮動小数点演算を強化したCell/B.E.アーキテクチャのプロセッサPowerXCell 8i 12,960個を用い、MDGRAPE-3に続き世界で2番目に(LINPACKを動作させられるスパコンとしては世界で初めて)1PFLOPSに到達したコンピューターである[2][3]

[編集] 歴史

Roadrunnerは、三つのフェーズを経て段階的に構築され、性能を向上していった[4]

第一段階として、2002年に稼働を開始したロスアラモス国立研究所の既存システム ASCI Q [5]の置き換えを目的として、Opteronプロセッサのみを用いたクラスタを構築した。 第二段階でCellプロセッサを搭載したIBM BladeCenter QS20を追加して予備評価を行った後、2008年に最終段階としてOpteronとPowerXCellの本格的なハイブリッドシステムを構築し、2008年6月に発表された第31回Top500リストにて1.026PFLOPS[6]の性能を示した。

[編集] ハードウェア

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Roadrunnerの特徴は、異なるアーキテクチャであるPowerXCellとOpteronの構成を採用している点にある。

[編集] プロセッサ

Opteron 2210, (1.8 GHz) PowerXCell 8i, (3.2 GHz)(PPE+8SPE)

[編集] 計算ノード

[編集] ネットワーク

[編集] ストレージ

[編集] ソフトウェア

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OSには、Red Hat Enterprise LinuxおよびFedoraを採用している。

[編集] プログラミング環境

[編集] 参照

  1. ^ Opteron搭載JaguarがRoadrunnerを抜きTOP500の1位に”. Impress Watch. 2009年11月16日閲覧。
  2. ^ “ペタFLOPS”にスパコンが突入 理論性能は世界一のIBM BlueGene/L×3
  3. ^ スパコンTOP500、1ペタ超のIBM「Roadrunner」が1位
  4. ^ Roadrunner Tutorial An Introduction to Roadrunner and the Cell Processor”. pp. 4 (2008年2月7日). 2008年12月14日閲覧。
  5. ^ Top500.org. “ASCI Q - AlphaServer 1.25 GHz”. 2008年12月14日閲覧。
  6. ^ Roadrunner”. 2008年12月14日閲覧。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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