Red Hat Enterprise Linux

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Red Hat Enterprise Linux
Screenshot rhel7-gnome 2014-06-11 17 06 46.png
Red Hat Enterprise Linux 7.0とGNOME 3デスクトップ
開発元企業 / 開発者 レッドハット
OSの系統 Linux
ソースモデル オープンソース
最新安定版リリース 7.0, 6.6, 5.10 / 2014年6月10日(4か月前) (2014-06-10, 2014年10月14日(25日前) (2014-10-14, 2013年9月30日(13か月前) (2013-09-30
パッケージ管理 RPM
カーネル種別 ハイブリッドカーネル
既定のユーザインタフェース GNOMEKDE
ライセンス GPL及びその他のライセンス
ウェブサイト www.jp.redhat.com

Red Hat Enterprise Linux(レッドハット・エンタープライズ・リナックス)、略してRHEL(レル)とは、レッドハットによって開発、販売されている業務向けのLinuxディストリビューション

サポート体制[編集]

RHELは、リリースされてから 10年間はRed Hatにより、セキュリティアップデートを含めた公式サポートを受けることができる[1]。ただし、RHEL 3, 4 は8年目以降最後の3年間は別契約が必要。また、RHEL 5, 6 はセキュリティアップデート終了後3年間はダウンロードすることができる。

新規のリリースは、2年程度ごとに行われるとされている。

RHELのライセンス料金は無料で、関連したサービス(バイナリの配布、アップデート、サポート、特許訴訟からの保護)に対して料金を支払うサブスクリプション契約となっている。 契約期間中には追加料金を支払うこと無しにアップグレードおよびダウングレードを自由に行うことができる。 バイナリパッケージを入手するためにはサブスクリプション契約が必要だが、ソースコードはレッドハットのFTPサイトで公開されている。 サブスクリプションの種類は、RHELの種類とサポート時間(8時間または24時間)、サポート期間(1年または3年)の組み合わせによりさらに細かく分かれている。

また、レッドハットはRHELの運用技術のトレーニングを提供している。運用技術者の認定資格として RHCSARHCARHCSSRHCDS といった資格を作成している。

バリエーション[編集]

RHELにはいくつかの種類があり、バージョン4まではRed Hat Desktop(デスクトップ用途向け)、WS (ワークステーション用途向け)、ES (エントリークラスのサーバ向け)、AS (比較的大規模なサーバ向け)の4種類のバリエーションが存在した。 バージョン5はDesktop、base server、Advanced Platformの3種類となった。 バージョン6はClient、Serverの2種類に、必要に応じてAdd-onを別途追加する。

RHELは、Red Hat Linux (RHL)に由来するディストリビューションであるが、Red Hat Linuxと比較して、リリースサイクルはしっかりと維持・管理されている。現在は、Fedoraの成果を活用している。

  • Red Hat Linux 6.2 → Red Hat Linux 6.2E
  • Red Hat Linux 7.2 → Red Hat Enterprise Linux 2.1
  • Red Hat Linux 9→Red Hat Enterprise Linux 3
  • Fedora Core 3→Red Hat Enterprise Linux 4
  • Fedora Core 6→Red Hat Enterprise Linux 5
  • Fedora 12 / 13→Red Hat Enterprise Linux 6
  • Fedora 19→Red Hat Enterprise Linux 7

の関係にある。

CentOSScientific LinuxStartCom LinuxWhite Box Enterprise Linuxなどは、レッドハットが公開しているソースコードを元にした無償で利用できるLinuxディストリビューションであり、RHELとの互換性を目標としている。その他、Oracle Linux は RHEL をベースに独自のカーネルを搭載している。

リリースバージョンの経歴[編集]

[2]

バージョン コードネーム リリース日 サポート期限 カーネルバージョン
Red Hat Linux 6.2E Zoot 2000年3月27日
Red Hat Enterprise Linux 2.1 Pensacola (AS)
Panama (ES)
2002年3月23日 2009年5月31日 2.4.9
RHEL 2.1 Update 1 2003年2月14日
RHEL 2.1 Update 2 2003年3月29日
RHEL 2.1 Update 3 2003年12月19日
RHEL 2.1 Update 4 2004年4月21日
RHEL 2.1 Update 5 2004年8月18日
RHEL 2.1 Update 6 2004年12月13日
RHEL 2.1 Update 7 2005年4月28日
Red Hat Enterprise Linux 3 Taroon 2003年10月22日 2010年10月31日(標準)
2014年1月30日(延長)
2.4.21
RHEL 3 Update 1 2004年1月16日
RHEL 3 Update 2 2004年5月18日
RHEL 3 Update 3 2004年9月3日
RHEL 3 Update 4 2004年12月21日
RHEL 3 Update 5 2005年5月20日
RHEL 3 Update 6 2005年9月28日
RHEL 3 Update 7 2006年3月15日
RHEL 3 Update 8 2006年7月20日
RHEL 3.9 (旧表記: Update 9) 2007年6月11日
Red Hat Enterprise Linux 4 Nahant 2005年2月15日 2012年2月29日(標準)
2017年3月31日(延長)
2.6.9
RHEL 4 Update 1 2005年6月9日
RHEL 4 Update 2 2005年10月5日
RHEL 4 Update 3 2006年3月7日
RHEL 4 Update 4 2006年8月10日
RHEL 4.5 (旧表記: Update 5) 2007年5月1日
RHEL 4.6 (旧表記: Update 6) 2007年11月15日
RHEL 4.7 (旧表記: Update 7) 2008年7月24日
RHEL 4.8 (旧表記: Update 8) 2009年5月18日
RHEL 4.9 (旧表記: Update 9) 2011年2月16日
Red Hat Enterprise Linux 5 Tikanga 2007年3月14日 2017年3月31日 2.6.18
RHEL 5.1 2007年11月7日
RHEL 5.2 2008年5月21日
RHEL 5.3 2009年1月20日
RHEL 5.4 2009年9月2日
RHEL 5.5 2010年3月30日
RHEL 5.6 2011年1月12日
RHEL 5.7 2011年7月21日
RHEL 5.8 2012年2月21日
RHEL 5.9 2013年1月8日
RHEL 5.10 2013年9月30日
RHEL 5.11 2014年9月16日
Red Hat Enterprise Linux 6 Santiago 2010年11月10日 2020年11月30日 2.6.32
RHEL 6.1 2011年5月19日
RHEL 6.2 2011年12月6日
RHEL 6.3 2012年6月20日
RHEL 6.4 2013年2月21日
RHEL 6.5 2013年11月21日
RHEL 6.6 2014年10月14日
Red Hat Enterprise Linux 7 Maipo 2014年6月10日 2024年6月30日 3.10.0

バージョンの読み方として、旧表記で RHEL 4 Update 5 だったものは、新しい表記で 4.5 と呼ぶようになっている。

脚注・出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]