NTTデータ伏見ビル

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NTTデータ伏見ビル
NTT DATA FUSHIMI BUILDING
NTTデータ伏見ビル (2022年(令和4年)5月)
NTTデータ伏見ビル
(2022年(令和4年)5月)
施設情報
所在地 〒460-0003
愛知県名古屋市中区二丁目17番21号
座標 北緯35度10分7秒 東経136度53分53.5秒 / 北緯35.16861度 東経136.898194度 / 35.16861; 136.898194座標: 北緯35度10分7秒 東経136度53分53.5秒 / 北緯35.16861度 東経136.898194度 / 35.16861; 136.898194
状態 完成
竣工 1976年昭和51年)6月
用途 店舗事務所情報通信施設
地上高
最頂部 90m
各種諸元
階数 地上18階地下3階
敷地面積 4,577
建築面積 2,600
延床面積 37,000
構造形式 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造
関連企業
設計 日本電信電話公社清水建設
施工 清水建設
デベロッパー 東京銀行日本電信電話公社
管理運営 NTTデータ
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NTTデータ伏見ビル (NTTデータふしみビル) は、愛知県名古屋市中区二丁目の伏見駅前にある超高層ビルである。

概要[編集]

広小路電電ビルと東京銀行名古屋支店を一体的に再開発して建設された名古屋における初期の代表的な超高層ビルの一つである。完成当時の名称は「名古屋電電・東銀ビル」であった。

建設時、名古屋市営地下鉄鶴舞線の建設工事が直ぐ脇で行われており、砂地盤を深さ25mを掘削することでトラブルが生じることを避ける為、名古屋では珍しい逆打工法で基礎工事を行った。

名古屋の中心街を代表する通りである広小路通伏見通錦通に囲まれた伏見駅前という立地で「×印」が並ぶ外観が特徴的であったため、伏見地区のランドマークとなった。

銀行支店として利用しやすい下層階は東京銀行名古屋支店として使われていたが、銀行再編の流れで廃止され、その後トヨタ自動車の子会社であるトヨタファイナンシャルサービスにより「TSキュービックプラザ」が開設されたが、トヨタグループの金融事業再編により閉鎖され、その金融店舗フロアはトヨタの有力ディーラーである名古屋トヨペットが引継いで、携帯電話ショップとして利用されている。

「TSキュービックプラザ」の閉鎖後も、その一角に招致された堂島ロールモンシュシュや「トラベルカフェ」などは引き続き営業している。

QUICPay with トラベルカフェ[編集]

トヨタグループらしく、自動車による旅行をテーマにしたカフェで「TSキュービックプラザ」の一部として開設された。

当初は「トヨタFS証券 with TRAVEL CAFE」という名称でトヨタFS証券がスポンサーとなって運営されていたが、東海東京証券との合併などでスポンサーが交替し、現在はトヨタファイナンスQUICPayのPRを兼ねてスポンサーとなり、名称もQUICPay with トラベルカフェへ変更して運営されている。

自動車旅行がテーマであるが、夜のバータイムにはアルコールも提供されている。

主なテナント[編集]

最寄り駅[編集]

参照[編集]