NEET (企業)
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種類 | 株式会社 |
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設立 | 2013年11月21日 |
法人番号 | 2011101068444 |
事業内容 | 一切の事業 |
代表者 | 代表取締役会長 若新雄純 |
資本金 | 105万円 |
従業員数 | 0名 |
外部リンク | http://neet.co.jp/ |
特記事項:役員数166名 |
NEET株式会社(ニート、英語: neet&co.)はいわゆる「ニート」と呼ばれる若者失業・無職者が集まり、全員取締役に就任することで設立した株式会社である。
概要
2013年1月ごろ、人材コンサルティング会社を起業後倒産させてしまった安田佳生(NPO・「中小企業共和国」代表)が人材組織コンサルタントの若新雄純に対し話を持ちかけたことがきっかけで、若新は「経済成長が終わった転換期に、アブノーマルでマニアックな少数派が社会を面白くするのではないか?」と思いプロジェクト運営委員長を引き受け、ニートによる新会社の設立プロジェクトがスタートする[1][2]。
このプロジェクトについて、インターネットで募集をかけたところ、全国から500人以上のニートがそれに応募した。その中から本名を名乗る340人程度が正式メンバーとなった[1]。その後4ヶ月間かけて議論を重ね、最後まで残った約170人全員が株主になり、取締役にも就任することになった[1][2]。1人あたり1株500円の株式を12株(6000円分)出資し、運営費用を賄うとしている[1][2]。設立までの費用は「中小企業共和国」が負担し[2]、代表取締役には企画者である若新が就任したが[1][2]、若新一人だけ株を持たず、経営方針やスタイルは株主兼取締役であるメンバーに一任するとしている。
同10月30日に、長さ4.5メートルにおよぶ定款委任状への押印式が都内で開催された[3]。全国から約100人の「ニート」が集い、同11月21日に正式に会社が発足[4]。12月10日にはメディア向けの設立記者会見が行われた[5]。
脚注
- ^ a b c d e “全員がニートで取締役の会社、11月設立へ”. 読売新聞 (2013年10月31日). 2014年1月3日閲覧。
- ^ a b c d e “ニート170人超「全員が取締役」今月会社を設立へ”. THE PAGE (2013年11月6日). 2014年1月4日閲覧。
- ^ “全従業員がニートで取締役 NEETが発起人会”. 産経新聞 (2013年10月30日). 2014年1月4日閲覧。
- ^ “日本中のニートによる、全員取締役の「NEET株式会社」ニコ生配信の会見実施”. マイナビニュース (2013年12月5日). 2013年12月12日閲覧。
- ^ “「ニート」の若者 会社を設立”. NHK NEWSWEB (日本放送協会). (2013年12月10日). オリジナルの2013年12月14日時点におけるアーカイブ。