la divina tragedia 〜魔曲〜

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la divina tragedia 〜魔曲〜
JIMANGシングル
B面 蘇生伝
リリース
規格 マキシシングル
録音 2009年
日本の旗 日本
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル フロンティアワークス
作詞・作曲 JIMANG
チャート最高順位
JIMANG シングル 年表
じまんぐの世界 〜Core〜
2006年
La divina tragedia 〜魔曲〜
(2009年)
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la divina tragedia 〜魔曲〜」(ラ・ディヴィーナ・トラジェディア まきょく)は、JIMANGの2作目のシングル2009年9月16日フロンティアワークスから発売された。

概要[編集]

解説[編集]

la divina tragedia~魔曲~[編集]

『うみねこのなく頃に』のストーリーを聞き、ゲーム版や資料などに目を通したJIMANGは当初、戦人のイメージで楽曲の構想を練っていた[1][2]。しかし、フロンティアワークスの音楽プロデューサーである若林豪から、金蔵のイメージである「重厚」「咆哮」「狂気」をテーマに、哀愁を漂わせる雰囲気で作るように指定された[1]。テーマを指定された際の心境や楽曲の工夫点について、JIMANGは次のように語っている。

3つのテーマはいいけど、そこに哀愁も加えるとなると、「どうすればいいんだ?」と悩みました。メタルサウンドなので基本は176BPMという速いビートなんですけど、半分にすると88BPM。するとミディアムでバラードっぽくなるのでAメロはバラードにして、サビで倍テンしようと思いついて。メタルの世界ではある形かもしれないけど、自分にとっては今までにはないタイプの曲になりました[1]

本楽曲の歌詞は、右代宮家を再興する金蔵の様子をイメージしながら作り上げた[1]。また、作品の世界観や金蔵の狂気性を表現すると同時に、自分なりのメッセージも込めている。金蔵のキャラを借りて、「人生の厳しさや意味」を伝えている[1]

蘇生伝[編集]

緊張と緩和の融合を意識して作られた楽曲[1]。表題曲と同様に、『うみねこのなく頃に』の世界観を意識して作られている[1]

本楽曲のメッセージについて、JIMANGは次のように語っている。

誰でも厳しい困難が待っているけど、そのハードルを越えれば何かが見えてくるかもしれない。そんな気持ちで書きました[1]

収録曲[編集]

CD
全作詞・作曲・編曲: JIMANG
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.la divina tragedia 〜魔曲まきょくJIMANGJIMANG
2.蘇生伝そせいでんJIMANGJIMANG
3.「la divina tragedia 〜魔曲〜」(Instrumental)JIMANGJIMANG
4.「蘇生伝」(Instrumental)JIMANGJIMANG
合計時間:

タイアップ[編集]

曲名 タイアップ
la divina tragedia 〜魔曲〜 テレビアニメうみねこのなく頃にエンディングテーマ

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]