J・J・レディック
ロサンゼルス・クリッパーズ No.4 | |
---|---|
ポジション | SG |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1984年6月24日(39歳) |
出身地 | テネシー州クックビル |
身長 | 193cm (6 ft 4 in) |
体重 | 86kg (190 lb) |
ウィングスパン | 203cm (6 ft 8 in) |
キャリア情報 | |
出身 | デューク大学 |
ドラフト | 2006年 1巡11位 |
選手経歴 | |
2006-2013 2013 2013- |
オーランド・マジック ミルウォーキー・バックス ロサンゼルス・クリッパーズ |
受賞歴 | |
| |
Stats Basketball-Reference.com | |
J・J・レディック(Jonathan Clay Redick, 1984年6月24日 - )はアメリカ合衆国テネシー州クックビル出身のバスケットボール選手。NBAのロサンゼルス・クリッパーズに所属している。ポジションはシューティングガード。193cm、86kg。
経歴
学生時代
高校はヴァージニア州のケーブスプリング高校に進学。同校を州チャンピオンに導き、またオールアメリカンゲームのスリーポイントコンテストで優勝を果たした。
大学はデューク大学に進学。カレッジバスケットボール界の名将マイク・シャシェフスキー監督のもと、1年目からバスケット名門校の主力選手となり、正確なスリーポイントシュートとフリースローを武器にしたスコアラーとして活躍した。3年目の2004-05シーズンには1試合平均20得点を突破し、アトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)の年間最優秀選手、AP通信選出の年間最優秀選手とオールアメリカンファーストチーム、アドルフ・ラップ賞などに選出された。カレッジバスケ界を代表するプレイヤーとなったレディックの動向に注目が集まったが、2年連続でベスト16で敗退しているNCAAトーナメントを制覇するためにNBAドラフトエントリーを見送り、4年生に進級した。05-06シーズンには1試合平均26.8得点をあげ、このシーズンのカレッジバスケの話題を得点王のアダム・モリソンと二分した。カーティス・ステイプルズが持っていたNCAAのスリーポイントシュート成功数歴代記録(413)を破り[1]457回成功、通算2769得点はACC歴代1位、同カンファレンス年間最優秀選手を2年連続で獲得、またネイスミス賞、ジョン・ウッデン賞、アドルフ・ラップ賞などカレッジの主要個人タイトルを総なめにしたが、目標に定めたNCAAトーナメントではベスト8を賭けたルイジアナ州立大学との対戦で僅か11得点に終わり、3年連続Sweet16敗退となった。
NBA時代
大学卒業後、2006年のNBAドラフトにエントリーし、オーランド・マジックから1巡目11位指名を受けてNBA入りを果たす[2]。カレッジ界を賑わせたスター選手のルーキーイヤーは、背中に痛みを抱えてシーズンの半分を欠場し、目だった活躍は残せなかった。ショットクロックが35秒もあるNCAAに対し、NBAは24秒しかないため、レディックの様な選手はいくらシュートが上手でもNBAでは通用しないのではないかと言う見方をする人が多く、実際、数年間は結果を残せずにいたため、その指摘は正しかったとされている。 しかし、08-09シーズンでは、層の厚いSGの中でも短い出場時間ながら、シュート力で存在感を示し、続く09-10シーズンにブレイク。ガッツあふれる素早いペネトレイトや、ラインの1m前からでも打てる正確な3P、不安視されていたディフェンスも改善し、コーチの信頼を勝ち得、安定して20分近くの出場時間を確保した。
2013年2月にミルウォーキー・バックスに移籍。同年7月にサイン・アンド・トレードでロサンゼルス・クリッパーズに移籍。現役最高クラスのPGクリス・ポールのアシストや、ゴール下で圧倒的な存在感を示すディアンドレ・ジョーダンのリバウンドなど、この上ない環境にも恵まれ、シューターとしての才能を十二分に発揮し、スターターに定着。チームに欠かせない選手の1人となった。2016年1月18日のヒューストン・ロケッツ戦では、自己最多の40得点を記録した[3]。
その他
- 愛称の“JJ”は幼少の頃に双子の姉に呼ばれていたため。
脚注
- ^ “Redick sets 3-point mark as No. 2 Duke cruises”. ESPN (2006年2月14日). 2012年3月23日閲覧。
- ^ “NBA Draft Tracker”. ESPN. 2012年3月23日閲覧。
- ^ JJ Redick scores career-high 40 points vs. Rockets
外部リンク
- J・J・レディックの通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、ESPN、Eurobasket、RealGM