HEP HALL

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HEP HALL
HEP HALLがあるHEP FIVE外観
情報
旧名称 オレンジルーム
完成 1998年
開館 1998年11月28日
客席数 198席(基本配置 変動あり)[1]
延床面積 220[2]
設備 ホリゾント、天井グリッド(3基)、楽屋(3室)など[1]
用途 演劇コンサート映画上映など
運営 阪急不動産株式会社(所有)
リコモーション(管理)[2]
所在地 530-0017
大阪市北区角田町5番15号
HEP FIVE8階[1]
アクセス 阪急 大阪梅田駅より徒歩すぐ[3]
外部リンク http://www.hephall.com/
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HEP HALL(ヘップホール)は、大阪府大阪市北区角田町にある商業施設「HEP FIVE」の8階[1]にある多目的ホールである。

演劇、コンサート、演芸会、展覧会、映画祭などで用いられ、特に「小劇場演劇」の関西における中心地として演劇ファンに広く知られる。

概要

リコモーションが管理・運営を行っている[2]

大阪の繁華街・梅田の中心地という好立地にあり、アクセス至便で集客力が期待できるため、主催者に人気が高い。

歴史

1979年7月1日、HEPの前身「阪急ファイブ(梅田阪急会館)」の時代にオレンジルームの名称で開場した。

開場間もない頃にはオール阪神・巨人島田紳助・松本竜介などの、のちの漫才ブームを担う漫才師たちや、新人時代のダウンタウンがライブを開催していたほか、上方落語の若手による定期落語会「おれんじ寄席[4]」の会場となっていた。

やがて、劇団そとばこまち劇団☆新感線惑星ピスタチオなどの学生演劇の劇団が定期公演会場として利用したことで、関西学生演劇ブームの中心地となる。

1998年に阪急ファイブおよび周辺施設の建て替えが行われ、「HEP HALL」と改称して同年11月28日にリニューアルオープンした。

自主企画

自主企画として2週間に渡るプロデュース公演「Theatre 14」(シアターフォーティーン)を行っている。通常は劇団などにホールを貸すことで収入を得る「貸し館」がHEP HALLの主な収入モデルであるが、この企画は同ホールが自ら出演者やスタッフをブッキングして公演を行い、入場料収入を得ている。出演者は過去にHEP HALLに出演経験のある劇団などからキャスティングされる傾向にある。

人気劇場のプロデュース公演であることから、小劇場演劇界では同公演への出演を希望する役者が多い。

映画上映

ぴあフィルムフェスティバル2003年2004年2006年)および、シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション2005年2006年2007年)の上映会場として利用されている。

アクセス

[3]

脚注

  1. ^ a b c d ホール概要 HEP HALL
  2. ^ a b c レンタル HEP HALL
  3. ^ a b HEP HALLへのみちのり HEP HALL
  4. ^ 大須演芸場で行われる同名の「オレンジ寄席」とは無関係。

関連項目

外部リンク