GOB
GOB | |
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ジャンル | バラエティ番組 |
出演者 |
千葉美加 加藤美樹 中島宏海 ほか |
製作 | |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1990年10月6日 - 1991年3月30日 |
放送時間 | 土曜 24:00 - 26:00 |
放送分 | 120分 |
『GOB』(ゴブ)は、一部日本テレビ系列局で放送された日本テレビ制作のバラエティ番組。制作局の日本テレビでは1990年10月6日から1991年3月30日まで、毎週土曜 24:00 - 26:00 (JST) に放送。
概要
1989年4月から1990年9月まで同枠で放送されていたトークバラエティ『おとなのにほへ』(司会 - 所ジョージ)とドラマやバラエティなどの単発枠『60分放し飼い』両番組の跡地を統合する形でスタートした深夜番組で、2時間にわたって生で放送されていた。
番組は、5組のパーソナリティたちが各々の個性を生かした10分程度のコーナーを受け持ち、それらをサポートMCや別のコーナーの担当者たちがまとめながら繋いでいくというスタイルで進行していた。『GOB』(5部)というタイトルはこの事に由来する。中でもシティボーイズ担当のコーナーは、斉木しげるときたろうのシュールネタと大竹まことの破天荒な行動などで人気を博した。また、第1部の『GOB1』以外の4コーナーは、視聴者から送られてきたFAXやハガキ、家庭用ビデオなどを元に進行するというスタイルを取っていた。投稿者に贈られるステッカーは、採用されたネタの内容によって色や柄に違いがあり、金色や銀色の番組ステッカーを何枚か貯めると日本ビクター製のビデオカメラなどが贈られた。
途中、25:00 - 25:10の時間帯に『読売新聞あすの朝刊』の放送があった。そのため、番組タイトルや進行上では『GOB』(5部)としていたが、実際の編成は『あすの朝刊』を境とする2部構成だった。なお、この番組をネットしていなかった系列地方局は、『あすの朝刊』のみを単独番組として放送していた。
元々が実験枠として始まったこともあり、番組は半年で終了した。
出演者
サポートMC
その他の主な出演者
- 宮尾すすむ
- 大竹まこと(シティボーイズ)
- 斉木しげる(シティボーイズ)
- きたろう(シティボーイズ)
- 武見敬三 - 『GOB3』の準レギュラー。
- 福澤朗(当時日本テレビアナウンサー) - 『GOB3』の準レギュラー。
- 小林完吾(当時日本テレビアナウンサー) - 『読売新聞あすの朝刊』担当。
- 兵藤ゆき - 「加藤たね」役で出演。
- 森完治 - 番組アシスタント「ジュワッキ」役で出演。
主な放送内容
番組は基本的に以下の順に放送されていた。
- GOB1 宮尾すすむの社長のお嬢さん
- 担当 - 宮尾すすむ、サポートMC - 中島宏海
- 宮尾が毎回会社社長の一人娘を取材するコーナーで、当時彼がテレビ朝日の『モーニングショー』で担当していた「宮尾すすむのああ日本の社長」のパロディコーナーである。
- GOB2 シティボーイズのエジソンのくずかご
- 担当 - シティボーイズ、サポートMC - 千葉美加
- 大竹、斉木、きたろうそれぞれが担当するミニコーナーによって構成されていた。大竹は、視聴者から思わず「やめて下さいよー」と言いたくなるような一発ネタをハガキに書いて送る「大竹まことのやめて下さいよー」のコーナーを担当。斉木は、視聴者から写真にタイトルを添えて送ってもらう「斉木しげるの桜の園」のコーナーを担当。写真とタイトルのギャップを楽しむコーナーだった。そしてきたろうは、視聴者がハガキに書いて送ってきたシュールな1行ポエムを紹介する「きたろうの一行のポエム」のコーナーを担当した。3人のスケジュールの都合により、生では行わずに事前収録のVTRを放送することもあった。
- GOB3 小さな大疑問
- 担当 - 武見敬三、福澤朗、サポートMC - 加藤美樹、冨永みーな
- 最近の気になる話題をGOBなりの切り口で調べていくコーナー。テーマは「食品添加物の実情」や「今の政治についてのバトルトーク」などの時事ネタが中心で、時にはゲストも迎えながら行っていた。
- 読売新聞あすの朝刊
- 担当 - 小林完吾、サポートMC - 加藤美樹
- 制作局の日本テレビではこのミニ番組に入る直前の15秒間、日テレのスタジオと読売新聞社のスタジオ間での掛け合いが行われていた。番組自体は当時日本テレビのアナウンサーだった小林が担当したが、直前の掛け合いはサポートMCの加藤が担当した。
- GOB4 我が家の重大ニュース+単発企画コーナー
- 担当 - きたろう、もしくは斉木しげる(我が家の重大ニュース)、その日のゲスト出演者(単発企画コーナー)
- 「我が家の重大ニュース」は、視聴者から寄せられた各家庭の重大ニュースを紹介するコーナー。対して、単発企画コーナーは毎週ゲストを招いて行うコーナーで、そのゲストがやりたい企画を実施していた。例として、「ムッシュかまやつの夜遊びのススメ」などがある。
- GOB5 加藤たねの恋愛ばなし
- 担当 - 兵藤ゆき
- 兵藤が恋愛話の大好きな老婆「加藤たね」に扮し、視聴者から寄せられた恋愛の悩み相談に答えるコーナー。ハガキを投稿した視聴者に直接電話を掛けて話を聞くこともあった。このコーナーの終わりがそのまま番組自体のエンディングへと直結していた。
ネット局
備考
- 番組前半は『おとなのにほへ』の跡地を利用した枠であることから、日本テレビにおいては引き続きJT(日本たばこ産業)の一社提供で放送されていた。対して、『60分放し飼い』の跡地に相当する番組後半は各社相乗り提供枠として扱われていた。
- 最終回の直前週ではムッシュかまやつがゲストで訪れ、『GOB4』の単発企画コーナーを担当した。しかし、その直後にフジテレビへ移動し、当時の裏番組『オールナイトフジ』にもゲスト出演したかまやつは、同番組で「この前にゲスト出演していた某局の番組はつまらなかった」と発言していた。
- 深夜の生番組であればたまには事前収録も行われていたのではないかと思うが、この番組で何度も事前収録が行われていたのは一部のコーナーのみで、番組自体は初回から最終回まで生放送を通していた。
日本テレビ 土曜24:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
GOB
(1990年10月 - 1991年3月) |