ERYX (ミサイル)

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ERYX
ERYX P1220772.jpg
種類 対戦車ミサイル
製造国 フランスカナダ
設計 MBDA
製造 フランス
性能諸元
ミサイル直径 136mm
ミサイル全長 905mm
ミサイル重量 10.2kg(発射装置4.5kg、ミサイルコンテナ13kg)
射程 50-600m
誘導方式 半自動指令照準線一致誘導方式SACLOS
飛翔速度 発射時18m/秒、飛翔時245m/秒
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ERYX(えりっくす)は、フランスカナダが共同開発した第3世代の対戦車ミサイルで、1989年完成、1994年から逐次採用された。名前の由来はケニアスナボア(Eryx colubrinus)から。

概要[編集]

一人の射手が肩に担いで照準・射撃する個人携行式システムであり、主な目標は装甲車両であるが、建築物や野戦築城、さらには低空を飛行するヘリコプターへの攻撃能力も備える。

誘導方式は半自動指令照準線一致誘導方式(SACLOS)である。ミサイルを発射する際、発射直後に低速となる「ソフトランチ」方式を採用、後方爆風を局限し、発射スペースの制限をいくらか緩やかにすることが可能となった。これは、市街戦で効果的に使われることを可能にした。

ミサイル本体は、それから加速し4.3秒で600mに到達、その最大速度は245m/sであり、加速支持モーターを有する。弾体は飛翔中、目標の発熱源を確認しつつパルス信号で誘導装置に伝達する。

MBDA社の説明によれば、7,000回のモーター実射を行い、そのうちの95%が命中したと発表した。

採用国[編集]

関連項目[編集]