Cygwin
| Windows XP 上での Cygwin | |
| 作者 | シグナスソリューションズ |
|---|---|
| 開発元 | シグナスソリューションズ, レッドハット など |
| 初版 | 1995 |
| 最新版 | 1.7.9-1(2011年3月29日) |
| プログラミング言語 | C/C++ |
| 対応OS | Windows |
| 種別 | 互換レイヤー |
| ライセンス | GNU GPL version 2 |
| 公式サイト | www.cygwin.com |
Cygwin (シグウィン) は、Microsoft Windowsオペレーティングシステム上で動作するUNIXライクな環境の一つである。フリーソフトウェアである。
目次 |
[編集] 特徴
ランタイムライブラリ「Cygwin1.dll」が核になっている。Unixで頻繁に使用されるシェルやコマンドなどのプログラムをWindows上でソースコードからコンパイルできるようにしたもので、Unix用の機械語バイナリコードをエミュレートするものではない。
Cygwin1.dllランタイムライブラリが、POSIXのシステムコールと同等の機能を提供しており、それぞれのプログラムはこれを動的にリンクすることでUnix上とほぼ同じ動作が可能になる。また、このライブラリの存在により、Cygwin用として提供されない、他のUnix用プログラムのソースコードも、従来の様な大幅な変更無しにWindows用にコンパイルすることが可能である。
ランタイムライブラリにて、Unix System V 由来のIPCを利用するアプリケーションのために、サービス(NTサービス)を用意している。現在Cygwinに付属しているPostgreSQLは、このサービスが提供する共有バッファやセマフォを利用して動作する。PostgreSQL自身は、バージョン8.0以降ではCygwin依存から脱却し、全面的にWin32ネイティブにソースの書き換えが行われている。
現在のCygwinでは、Xサーバを動作させることも可能である。ただし、現在のバージョンのCygwinのXをWindows Vistaの上で動かすのは不安定である。
Cygwin の欠点としてはマルチバイト文字を適切に扱えず、文字化けやダメ文字問題が起こりやすいことが挙げられる。非公式のパッチは存在する[1]ものの、Cygwin 本体には取り込まれていない[2]。
2009年12月23日、1.7.1が発表され、デフォルトの文字コードがUTF-8となった他、多数の変更が行われた[3]。
[編集] 脚注
- ^ UTF-8 Cygwinやcygwin1.dll with DBCS supportなど
- ^ Re: UTF-8 Cygwin(cygwin-patches メーリングリスト)
- ^ Cygwin 1.7系初となるメジャーリリース「Cygwin 1.7.1」リリース - SourceForge.JP Magazine
[編集] 関連項目
- Cygwin/X
- MinGW
- Interix (Services for UNIX)
- coLinux
- シグナスソリューションズ
- Wine - Cygwin とは逆に Unix 系 OS で Windows アプリケーションを動作させる
[編集] 外部リンク
- Cygwin Information and Installation(英文)総本山
- Cygwin情報
- Using Cygwin.
- Project HeavyMoon(重月計画) - Index
- Life with Cygwin
- NSym's Cygwin experiment Tera Term などの端末エミュレータをコンソールにするプログラム CygTerm がある。